MCTオイルやえごま油などは入れないで
【事例】
カップ麺に熱湯とえごま油を入れ、所定時間経過後、食べようと持ち上げたところ、カップの底が割れ、指に熱湯がかかった。医者に見せるほどではなかったが、危険だと感じた。
【主な特徴と問題点】
発泡ポリスチレン製容器は、軽く丈夫で、熱を伝えにくく、カップ麺などの容器として使用されています。
国民生活センターが、発泡ポリスチレン製容器に熱湯と4種類の食用油(MCTオイル、ココナッツオイル、えごま油、アマニ油)をそれぞれ加えたところ、熱湯と食用油のいずれを先に加えても、容器に変質が見られました。
また、食用油の量によっては、容器が破損し熱湯が漏れ出し、やけどの危険性を確認することができました。
【消費者へのアドバイス】
(1)発泡ポリスチレン製容器には添付以外の食用油は加えない
(2)食用油を加える場合は、陶磁器製などの容器に移しかえる
【参考】
発砲ポリスチレン製容器に、「食用油などを添加してはならない」旨の表示義務はありませんが、一部の団体は自主的に商品に注意喚起の表示をしています。また、食用油の一部には、「ポリスチレン製容器に使用してはならない」旨の表示が記載されているものもあります。
《困ったら消費生活センターに相談》
白岡市消費生活センター
相談日:月・火・水・金曜日(祝日を除く。)
時間:午前10時~正午、午後1時~3時
会場:市役所商工観光課内
問合せ:【電話】0480-93-7700
問合せ:埼玉県消費生活センター熊谷
【電話】048-524-0999
午前9時~午後4時(土・日曜日・祝日を除く。)
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