第105回 健康づくりNAVI

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■認知症について知ってください!!

◇認知症とは
脳の病気により少し前のことが覚えられなくなるなど、日常生活に支障がある状態です。

◇認知症と加齢による物忘れの違い
加齢による物忘れは体験したことの一部を忘れますが、認知症による物忘れは体験したこと全てを忘れてしまいます。

◇若年性認知症について
65歳未満で発症した場合、「若年性認知症」とされます。多くの人が現役で仕事や家事をしているため、支障が大きく早期からの予防が重要です。

◇認知症の前段階があります
普段の生活に大きな支障はなくても、記憶等の能力が低下した状態のことを「軽度認知障害(MCI)」といいます。MCIの段階でも、認知症予防のための活動をはじめることで進行をゆるやかにすることが期待されます。

◇予防方法
認知症の多くは生活習慣病が関連していると言われています。まずは生活習慣病を予防しましょう。
・毎年健診を受けてチェックし、生活習慣病がある方は、治療をする
・適度に体を動かす
・1日3食バランスよく食べる

認知症は誰でもかかる可能性のある身近な病気です。認知症の早期診断・早期治療につなげるために、自分自身や家族・同僚、友人など周りの人について「もしかして認知症では」と思われる症状に気づいたら、一人で悩まずかかりつけ医や認知症強化型地域包括支援センター(天王寺区ゆうあいオレンジチーム)、保健福祉センターなどに相談しましょう。

問合せ：
保健福祉課(地域保健活動)【電話】06-6774-9968
天王寺区ゆうあいオレンジチーム【電話】06-6774-3350