未然に防ごうヒートショック

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ヒートショックとは、大きな気温の変化によって血圧が乱高下し、心臓や血管等の病気が起こることをヒートショックといいます。引き起こされる病気には脳卒中や心疾患等の重大な病気が多く、発症すれば入院が必要となる可能性があります。特に冬場から春先にかけて冷え込む時期に浴室内での発生が多くなります。
予防としては次に挙げる5つのポイントとなります。
(1)入浴前に脱衣所や浴室内を温めておく。
(2)食後や飲酒後の入浴は避け、入浴前にしっかりと水分補給を実施する。
(3)入浴前に家族等に一声掛けて意識してもらう。
(4)掛け湯をしてから浴槽につかる。
(5)急激な血圧の低下を防ぐため、浴槽からはゆっくりと立ち上がる。
ヒートショックを起こす危険性の高い高齢者の方、基礎疾患や生活習慣病を指摘されている、又は治療中である方は特に注意し、これらのポイントを心掛け、ヒートショックを未然に防ぎましょう。

問合せ：奈良県広域消防組合　吉野消防署
【電話】0746-32-1011