睡眠には疲労の回復や脳の休息など、私たちが生きていくために必要不可欠な役割があります。睡眠が不足すると、うつ病や生活習慣病にかかりやすくなるなど、心や体の健康にも影響を及ぼします。この機会に自身の睡眠を見つめ直してみましょう。
■理想的な睡眠時間とは
睡眠の必要量には個人差があります。年齢、活動量、体調などによって大きく変わりますが、一般的には6時間~8時間が最適である方が多いといわれています。必要な睡眠時間の目安は「眠気により日中の活動に支障が出ない程度」です。自身の状況に合わせ、必要な睡眠時間を取るように心掛けましょう。
■睡眠の質を上げるためのポイント
◇体内時計を調整しよう
日光を浴びることで体内時計はリセットされ、睡眠・覚醒リズムが整います。
◇運動や入浴などの生活習慣を整えよう
適度な運動や入浴は入眠を促し、深い睡眠が得られやすくなります。
◇睡眠に適した室内環境を整えよう
良い睡眠のためには環境づくりも重要です。心地良いと感じられる温度・湿度に調整しましょう。
◇お酒・タバコには要注意
就寝前の飲酒・喫煙は眠りを浅くし睡眠の質が悪化します。生活習慣病予防のためにも避けましょう。
眠れない、寝ても日中の眠気が取れないなど睡眠の問題が続き、生活習慣や環境の改善だけでは解決できないときは早めに専門家に相談しましょう。健康増進課でも個別の相談に応じています。
問合せ:健康増進課
【電話】23-0794
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