【特集】冬を安全に過ごすために(1)

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■安全に過ごすために
冬の間は、降雪や気温の低下により、さまざまな事故が発生する恐れがあります。除排雪・凍結・落雪などによる事故を未然に防ぐためには、注意が必要なポイントを事前に把握しておくことが重要です。
今号では、冬期間の生活で、皆さんにご注意いただきたいことを紹介します。

■冬期間に注意すべきことを事前に確認しましょう
○屋根の雪下ろし
・ヘルメットや命綱は必ず装着しましょう。
・何かあった時に助けられるように、2人以上で作業しましょう。
・滑らないように屋根の雪を10cm程度残しましょう。

○軒下
・雪やつららが落ちてくる危険があるため、子どもたちが軒下で遊ばないように注意しましょう。
・落雪の危険がある場所には、目印を設置しましょう。

○ホームタンク
・落雪による破損を防ぐため、雪囲いをしましょう。

○除雪機
・詰まった雪を取り除く際は、必ずエンジンを止めてから行いましょう。
・水上がりを防ぐため、流雪溝や川のせきに直接投雪しないようにしましょう。

○電線や樹木の下
・気温が高くなった時や風が強い時は、落雪しやすくなります。頭上に十分注意しましょう。
・降雪前に樹木の枝切りを行い、雪が積もった場合は小まめに除雪しましょう。

○除雪
・路面状況の悪化は、思わぬ事故につながります。道路には雪を投げないようにしましょう。
・水の流れが止まっている場合は、無理に流雪溝に雪を投げないようにしましょう。

○ガス管
・積雪により破損する恐れがあるため、雪囲いや除雪を行いましょう。

○水道管
・凍結すると破裂する恐れがあるため、保温や水抜きなどをしましょう。

○玄関
・濡れた状態で放置すると、凍結する恐れがあります。滑って転ばないように気を付けましょう。
・凍結対策として、融雪マットなどを設置しましょう。

○道路
・積雪により、交差点などの見通しが悪くなります。歩行者、車、共に十分注意して通行しましょう。
・急な飛び出しは絶対にやめましょう。