■糖尿病を知る
◆世界糖尿病デー
11月14日は、「世界糖尿病デー」。この日にあわせ、糖尿病と糖尿病に関わる生活習慣についてお伝えします。
糖尿病には、生活習慣と関係なく発症する「1型糖尿病」と、食べすぎや運動不足などの生活習慣によって発症する「2型糖尿病」があり、日本人の9割は2型糖尿病です。
今年の健診は受けましたか?ご自身の血液検査結果と糖尿病に関連する値を比較してみましょう。
▽空腹時血糖(mg/dl)
正常値…99以下
要注意…100~125
要医療…126以上
▽HbA1c(%)
正常値…5.5以下
要注意…5.6~6.4
要医療…6.5以上
血糖値やHbA1cが高くても、症状がないから大丈夫だと思って放置すると、糖尿病は進んでしまいます。糖尿病の怖さは、知らない間に進行し、動脈硬化が進んで脳卒中や心筋梗塞などの血管の病気、3大合併症(網膜症・腎症・神経障害)を引き起こす危険性があることです。ご自身の生活習慣を振り返り、糖尿病を予防していきましょう。
◆糖尿病リスクの高い生活
多く当てはまる人は要注意です。
・甘い飲み物やお菓子が好き
・空腹でなくても食べてしまう
・夕食の時間が遅い
・車移動が多く、運動習慣がない
・お酒をよく飲む
・タバコを吸う
◆食事クイズ! 先に食べると良いものはどれ?
(1)ご飯(主食)
(2)味噌汁(汁物)
(3)豚の生姜焼き(主菜)
(4)サラダ(副菜)
野菜やきのこ、海藻を先に食べることで、食べ過ぎを予防できるだけでなく、食品に含まれる食物繊維が糖の吸収をゆるやかにしてくれます。いつもの食事でも食べ方を少し工夫し、気軽に出来る予防策を取り入れてみましょう。
答え:(4)サラダ(副菜)
詳細:健康管理課
【電話】058-383-1115
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