各務原市にはすべてのコンビニにAEDがある!

1／16

救命率の向上と、市民の安全・安心の向上を図るため、市内に店舗がある、セブン-イレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン(五十音順)のフランチャイズ5社にご協力いただき、市内にあるコンビニエンスストアの全店舗にAEDを設置しました。これにより、緊急時、いつでも、誰でもAEDを使用することができるようになりました。
今号では、いざという時にAEDが使えるように、救急救命士がAEDの効果と使い方を紹介します。

■AEDの効果
AED(自動体外式除細動器)は、心臓の動きを自動で読み取り、電気ショックを与えることで、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。AEDの使用と胸骨圧迫を行うことにより、突然の心停止の傷病者の約半数を救うことができると言われています。
倒れている傷病者が心停止しているか判断できず、使用することを迷うかもしれませんが、電気ショックが必要かどうかは、AEDが判断してくれます。間違えてボタンを押してしまっても、必要性が無い場合は作動しません。そのため、意識がなく呼吸をしていなければ、迷わずAEDを使用してください。

■AEDの使い方
(1)AEDの電源ボタンを押す
(2)傷病者が未就学児の場合は、モード選択ボタンで未就学児を選択
(3)傷病者の衣服を取り除き、AEDのイラストどおりに、電極パットを貼りつける
(4)AEDが自動で心電図解析を開始するため、傷病者の体に触れないよう離れる
(5)AEDが電気ショックの必要があると判断した場合、案内に従いショックボタンを押して電気ショックを行なう
(6)電気ショック後、1分間に100～120回のペースで、強く、早く、絶え間なく胸骨圧迫を行なう
(7)胸骨圧迫を開始してから2分後、再び自動でAEDが心電図解析を開始する((4)に戻る)