■ふるさとを愛し誇りに思う心を育てる白川町
白川町では、小・中学校教育の方針を『身体をつくり、言葉を育て、「志の芽」を培う〜体験を通して〜』とし、その重点の1つに、「ふるさと教育」を掲げ、ふれあいを大切にし、ふるさとを愛し誇りに思う心を育てることを推進しています。各学校では、教科の授業をはじめ、行事や学級活動などの場において、可能な限りふるさとの人・自然・産業・伝統・文化を取り入れ、体験活動を通して地域の方々とふれあう時間を大切にしています。特に自然体験、伝統文化体験、福祉体験、森林活動体験、農業体験、環境保全活動など、それぞれの地域ならではの活動を実施することができ、各校が特色ある教育活動を充実させています。
佐見小学校では、地域の方に「ふるさと先生」として、年間を通して学校の教育活動に参加してもらっています。野菜栽培、佐見歌舞伎、佐見とうふづくりなど、佐見の文化や環境を活かして活動する各分野の達人に教えていただくことで、より深い学びができるとともに佐見の魅力を共有することができています。また、尾城山の全校登山では、地域の方が事前に山道を調査し、倒木の処理や橋の補強等の整備をしていただけるおかげで、安心・安全のもと実施することができています。
こうした活動が、全国版の教育情報誌に「地域全体が子どもを育む『ふるさと先生』」として取り上げられ紹介されました。
本編はホームページをご覧ください
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