■第13回 電気代、気になっていませんか?
▽町内にも広がるPPA
邑南町は、令和4年に環境省から脱炭素先行地域に選定され、矢上・中野・田所エリアで再エネを導入する事業も、今年度で3年目を迎えました。
公共施設をはじめ、事業所や一般住宅にも、毎月の電気代の負担のみで、太陽光パネルや蓄電池が設置できるPPA(※)という仕組みが徐々に普及しています。設置を申し込んだ皆様の建物の電力使用状況やその強度等を確認し、電力代が現状より削減される建物に対して整備を進めているところです。
※PPA(Power Purchase Agreement)とは
事業者や個人・自治体などが保有する施設の屋根や遊休地をPPA事業者が借り、無償で発電設備を設置し、発電した電気を当該施設で使うことで、電気代とCO2排出量の削減ができる仕組み。
▽上がり続ける電気代に太陽光発電
日本全体で、電気代が上昇傾向にある現在、太陽光パネルや蓄電池を月々の電気代だけで利用できる仕組みを活用することは、電気代の削減に有効です。また、邑南町が選定された脱炭素先行地域は令和8年度末までです。この制度を確実に活用できる期間は有限ですので、気になる方は、相談だけでもお早めにいただきたいと思います。
「脱炭素」という切り口ですが、日々の生活コストの最適化に多大な効果をもたらす取組だと、少しでも多くの人に知ってほしいです。
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