◎「雲の輪」で開発した商品
・MOON(ムーン)
・TRIPOD(トライポッド)
・花のふり
・一輪挿し
・組子の置き飾り
・COWA tsumiki(コワ つみき)
・添木結束クランプ
※詳細は広報紙2ページの写真をご覧ください。
古来より、人間は生きていく中で森林のさまざまな恵みを受けてきました。
現在、地球温暖化に伴う気候変動により異常気象などが世界中で発生し問題となっています。そんな中で森林は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを吸収するため、地球温暖化の進行抑制にとても大きな貢献をしています。
森林を豊かにするには、間伐などの手入れ、植林、そして「木材の利用」が大切となります。
雲南市は、森林を次の世代へとつなぐために、「木」にかかわる事業者と連携し、木材の新たな可能性を模索してきました。その中で、木材利用の出口戦略として立ち上がったのがプロジェクト「雲の輪」です。
■「雲の輪」の現在の取り組み
・空き家を活用したDIT※1ワークショップの開催
・雲南市の木から生まれた新商品の開発
・市産材広葉樹の活用◦市内での各種イベント参加
・子育てママによる情報発信 など
取り組みを展開させ、活用事例を「年輪」のように増やしていきます。
※1「Do It Together」の略で、参加者とともに空間や家具などを作成することを通じて、参加者間のコミュニケーションや建築の過程を学ぶ機会を創出する取り組み。
◯第4回ライフスタイルWeek関西に出展しました!(9月27日~29日)
インテックス大阪(大阪市)で開催された第4回ライフスタイルWeek関西にサステナブルをテーマに雲南市の木から生まれた商品を出展しました。木材で作ったブースも多くの注目を集め、さまざまな業種の企業と意見交換および注文を受け付けました。
今後のさらなる商品開発、受注が期待できます。
◯KILTA(キルタ)雲南※2との連携によるDITワークショップの実施
地元産木材を活用した床貼り・壁張り・デッキ作りワークショップを実施しました。
今後、DITやリノベーションによる空き家対策に合わせて、取り組み事例を増やしていきます。
・壁貼り
・デッキ作り
・床貼り(12ページ掲載)
※詳細は広報紙3ページの写真をご覧ください。
※2 リノベーションなどを行う人を増やし、つくる人のつながりの創出をめざして体験講座などを開催する団体
▽子育てママによる情報発信
林業の関係人口増大をめざして、市内在住の子育てママによる情報発信をスタートしました。
今後、市公式Facebookページを中心に木材関連の情報発信を行います。
時代によって求められる価値は変わります。その時代の需要に合わせた製品、価値を提供していきます。
この事業は森林環境譲与税を活用して実施しています。
問い合わせ先:林業振興課
【電話】0854-40-1056
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