心と体の健康づくり~食育部会での取り組み~ 庄原北保育所
庄原北保育所では、「食育部」「表現部」「体育部」の3つの部を設け、それぞれ年間計画を立て、実践活動を行っています。
食育部は、調理員を含む職員で構成されており、「菜園活動を通し心と体の健康づくり」という目標を掲げています。野菜を育てることで、植物の生長に関心を持ったり、食材が自分たちの体をつくっていることを学んだりしてほしいと願い、取り組みを行っています。
本年は5月に、2歳児から年長児までがプランターにトマト、キュウリ、ピーマン、オクラ、コマツナ、スナップエンドウを植えたほか、年長児が畑にサツマイモを植えました。
園児は毎日水やりをしながら「かわいい芽がでてきたよ」「苗が大きくなってる」「葉っぱの色が変わってきたね」とさまざまな変化に気付いていました。そして、「いつになったら食べられるかな」と収穫を心待ちにしている様子でした。
10月にはイモ掘りをし、掘ったサツマイモは「秋のお楽しみ会」で焼き芋にして食べました。園庭でイモを焼いていると、園児が「甘くていい匂いがする」「早く食べたい」と周りに集まってきました。その他の野菜も7月~9月に収穫しました。野菜が苦手な園児も、自分たちで育てたものは特別なようで、「おいしい」と言いながら残さず食べていました。
園児は菜園活動を通して、水をやらなければ枯れてしまうこと、おもしろい形のキュウリがとれたこと、野菜を食べた青虫がモンシロチョウになったことなど、たくさんの発見と驚きがあったようです。
これからも食に関するさまざまな発見をし、食に関心を持つことで、心も身体も成長してくれることを願っています。
問合せ:児童福祉課
【電話】0824-73-1192
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