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人権シリーズ

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広島県江田島市

■こどもと人権
▽子どもの権利
人は誰もが人として尊重され、幸せに生きる権利を持っています。これは、出身地、人種や民族、性別、障害のあるなし、年齢などの違いを超えて、すべての人に生まれながらに与えられた権利です。しかし、これからの社会を担うこどもたちが、いじめ、体罰、虐待等の犠牲になるなど、私たちの住む社会は、今もってこどもたちの人権が守られていない実情にあります。こどもとは成長の過程にある者であり、大人と同様、こどもも人権を持っていることを誰もが認識しなければなりません。

▽私たちにできること
虐待をはじめとするこどもの人権問題や少子化対策等の施策を、総合的に推進する体制が目指されている「こども家庭庁」が令和5年に発足しました。
また「こども施策」の基本理念や国や地方公共団体の責務等を定めた「こども基本法」が同年施工され、こども施策基本理念として、差別のないこと、適切な養育、こどもの意見の尊重、こどもの最善の利益等が明記され、またこどもを巡る状況や施策についての年次報告や「こども大綱」を定めています。
さまざまな問題を解決し、こどもの人権を守っていくためには、制度だけでなく、私たち自身の人権意識を養っていく必要があります。
何よりも、こどもは親の従属物ではなく、独立した人格を持つ権利の主体であるという認識が大切です。
そして、こどもたちを取り巻く様々な問題を見て見ぬふりをせず、社会全体でこどもたちを見守り、育てていくことが問われています。

公益財団法人人権教育啓発推進センター こどもと人権より引用

問合せ:人権推進課
【電話】0823-43-1635

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