■特定健康診査の結果から見えたこと
▼特定健診を毎年受診していますか?
特定健診は、40~74歳までを対象とした生活習慣病予防のための健診です。
田原市の令和4年度特定健診の受診率は37.5%で、田原市国民健康保険加入者のうち「6割以上」の方が健診を受診していません。なかでも40~50歳代の未受診者の割合が高くなっています。
また平成30年~令和4年度までの間、5年間継続して受診した方の割合は、19.2%で県平均より低く、毎年受けている方が少ない状況です。
(出典:田原市国民健康保険データヘルス計画)
▼特定健診未受診者の医療費は多くかかっている?
生活習慣病に関係する医療費を見ると、健診未受診者は、健診受診者の「約6.6倍」も費用がかかっています。
生活習慣病は予防できる病気です。まずは健診を受け、自らの健康状態を把握し、生活習慣の見直しや、病気の早期発見、早期治療につなげることが重要です。
○生活習慣病など1人当たり医療費(令和5年度)
KDBシステム帳票より
(健診・医療・介護の情報を利活用し、統計情報を帳票として表示するシステム)
▼血糖値が高い人は6割以上!
特定健診受診者のうち、本市では男性、女性ともに「6割以上」の方が血糖の値が高く、国や県平均よりも高い割合となっています。
また、血糖だけでなく、女性のBMI25以上の割合も県の平均と比較し、高くなっています。
「BMI」とは肥満や痩せの程度を表す数値で、BMI25以上が肥満とされています。
▼生活習慣病予防は特定健診から
病気の予防や健康を維持するためには、まず自分の体を知ることが重要です。健康応援健診・後期高齢者医療健診でも同じ健診内容を受けることができます。健診対象者には、受診券を送付していますので、同封の案内をご覧ください。
まずは健診の受診から始めてみませんか。
○健診の種類
問い合わせ:健康課
市役所内【電話】23-3515
あつみライフランド【電話】33-0386
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