健康な体は運動と食事から!今月は食事について紹介します。
教えてくれるのは新潟薬科大学応用生命科学部の教授の松本均先生です。
◎松本教授
ビタミンCの摂取には柿がおすすめです
[ビタミンC]
ビタミンCは、皮膚や血管を合成する際に必要な物質です。ビタミンCが不足すると血管がもろくなる壊血病(かいけつびょう)になってしまいます。大航海時代では多くのヨーロッパの船員が、壊血病でなくなりました。また、抗酸化作用もあり、紫外線の強い夏に積極的に摂取したい栄養素です。美容・老化対策にもおすすめの栄養素です。
ビタミンCは、一日100mgが推奨量ですが、通常の食品から摂取するかぎり、とりすぎても問題ないといわれています。柿1個、200g食べることで摂取できます
野菜不足の時に、真っ先に不足するのが、ビタミンCです。特に、若い世代は、果物離れが進んでいて、ビタミンC不足の人も多くいます。レモン何個分みたいな表示をしている商品はありますが、レモンは、酸っぱいのでビタミンCが多いイメージですが、実はそんなに多くありません。
新潟は「おけさ柿」で有名な柿の産地です。残念ながら、生産量は、減少してきています。環境にやさしい地産地消で、新潟産の柿を食べて、ビタミンCを摂取しましょう。
講師:新潟薬科大学 応用生命科学部 松本教授
※果物は1日200gを目安に食べましょう
(参考:食事バランスガイド)
問合せ:役場保健福祉課
【電話】57-6112
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