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自治体の皆さまへ

多文化共生のまちづくり~ちがいを認め、ともに暮らしやすいまちへ~(1)

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栃木県鹿沼市

街中で外国人住民を見かけることはあっても、話す機会がなかったり、言葉や習慣の違いなどから、戸惑いを感じて壁を作ってしまったりすることはありませんか。
市では、「かぬま多文化共生プラン」を策定し、各種事業に取り組むことで、外国人住民も同じ鹿沼市民として、ともに暮らしやすいまちづくりを推進しています。
本市の外国人住民を取り巻く状況や、市や鹿沼市国際交流協会の取り組みを知っていただき、この機会に多文化共生について考えてみませんか?

■[多文化共生(たぶんかきょうせい)]とは?
国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと。
(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書より)

■数字で見る鹿沼市に暮らす外国人住民
▽外国人住民の人口(R6.4)
1,718人
R5.4は1,482人、R4.4は1,341人
市の人口の1.9%を占めており、今後も増加していく見込みです。

▽市内在住の外国人住民の国籍トップ5(R6.7)

最近ではインドネシアやパキスタンからの住民も増加傾向です。

▽日本語指導が必要な児童生徒数の推移

家族を呼び寄せる外国人住民も多く、児童生徒数も増加傾向です。

■市の取り組み
▽多言語情報の発信
ごみの出し方やハザードマップをはじめ、広報かぬまやくらしのガイド等を多言語で作成し、必要な情報を発信しています。

▽外国人相談窓口
市国際交流協会が相談窓口を運営し、外国人住民だけでなく、日本人住民からの相談にも対応しています。(対応言語:ポルトガル語、スペイン語、英語、ベトナム語、日本語)

▽日本語教室・日本語ボランティア養成講座
ボランティアが運営する日本語教室では、外国人住民が日本語を学ぶだけでなく、生活情報を得たり、互いに交流ができる「居場所」の役割も担っています。

▽小中学校での日本語指導
外国人児童生徒等に対し、拠点校を中心に、市内の小中学校で、日本語の指導を行っています。日本語指導だけでなく、一人一人の状況に応じて、学校生活に早く馴染めるようにサポートも行っています。

▽多文化共生講座
多文化共生プラン推進委員と市が協力し、外国人住民とのトークセッションなど多文化共生について考えるきっかけになるような講座を開催しています。

▽ほかにも…
・語学講座
・文化理解講座
・学生海外友好交流事業(今年度はアメリカのグランドフォークス市から学生の受入を予定)
・地区防災訓練への外国人住民の参加
・市民向け出前講座(多文化共生について学ぼう「やさしい日本語」編)
・職員向け多文化共生研修…など

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