都筑区障害者事業所ネットワーク「てつなぎつづき」は、都筑区内にある障害者福祉事業所が「障害者も地域の中で安定して生活できる環境づくり」を目的に集まったグループです。区内各地でさまざまな活動を行っています。
◇デザイン カプカプ川和 map(17)
今年は期間限定で区制30周年ロゴ入りラベルを使って販売しています。
◆活動1 手づくり製品の製造・販売
障害者福祉施設で一つ一つ丁寧に作っています。区総合庁舎1階区民ホール、市営地下鉄センター南駅、センター北駅、川和町駅などでも販売しています。
◇アスタ荏田~Asuta Cafe(アスタ カフェ)~map(2)
えだきん商店街にある落ち着いた雰囲気のカフェです。障害者の就労訓練の場となっています。
販売に携わる 中島(なかじま)さん
「常連さんもいて、商品を買ってもらえると嬉しいです。」
地元でカフェを利用している荏田南五丁目自治会会長 仙田(せんだ)さん
「自治会のイベントでは、アスタ荏田のお菓子をプレゼントとして参加者にお渡ししています。障害のある方の働く場を作ることは大事なことだと思います。」
アスタ荏田ウェブページは本紙二次元コードから
◇ごぼうハウス都筑 map(10)
センター南駅から徒歩10分ほど、静かな風景の中に、地域交流室や、販売用のパンやケーキを製造する厨房があります。
販売や製造に携わる 千田(ちだ)さん
「自分たちがやっていることを知ってほしいという思いで活動しています。」
おりがみ会 田中(たなか)さん
「おりがみ会の会議で、地域交流室を使わせてもらっています。これからも長く使っていきたいです。」
◇都筑ハーベスト map(12)
池辺町にある畑で、障害のある人たちと農作業に取り組んでいます。
よく野菜を購入している 小堺(こさかい)さん
「葉物野菜は本当においしく、根っこまで食べられます。おすすめはルッコラです。」
販売や加工に携わる 西村(にしむら)さん
「昨年から製品を買ってくれた方にお花をサービスするようになり、いろいろな人が喜んでくれて嬉しいです。」
◆活動2 参加者みんなが笑顔になるイベント
◇てつなぎまつり
福祉事業所で行っている作業やスポーツ体験、手づくり製品の販売などを通じて交流を図っています。
[次回開催予定]誰でも参加できます!!
7月26日(金) 横浜あゆみ荘(葛が谷2-3)
◇スポーツイベント
今年も12月に実施予定!!
昨年12月に横浜ラポールで、横浜F・マリノスユース出身のグループ「ROOTS.」を招き、てつなぎつづき加盟事業所の利用者と交流しながらサッカーを楽しみました。迫力あるプレーに大興奮でした!
◆活動3 地元農家とのコラボレーション
都筑区には良好な農地があり、1994年から継続して、地元の農家の皆さんの協力で障害者の芋ほりイベントを開催しています。このつながりを生かして、農福連携※に取り組んでいます。
※農福連携…障害者等の農業分野での活躍を通じて、自信や生きがいを創出し、社会参画を促すとともに、農業分野における人手不足の解消などをめざした取組
◇地域活動ホーム くさぶえ map(23)
堀内(ほりうち)所長
「利用者さんにとっては、社会参加や社会貢献が自然にできることが良い点です。農家さんからすると廃棄が減り、福祉事業所にとっては自主製品の原材料が確保できるというメリットがあります。こうした取組がまちおこしにつながれば良いとも考えています。」
◇クラブハウスすてっぷなな map(4)
利用者 野村(のむら)さん
「農作業は足場が不安定なので大変ですが、室内の作業に比べて、のびのびと作業ができます。自然のものに触れられるのは良い機会です。」
利用者 下倉(しもくら)さん
「天候によっては暑さとの闘いで、大変さもありますが、作業は楽しいです。大量のタマネギの苗を植え終えたときには、大きな達成感を得られました。」
<この記事についてアンケートにご協力ください。>