今年4月、児童(小学校6年生)と生徒(中学校3年生)を対象に実施した全国学力・学習状況調査の結果が、7月31日に文部科学省から公表されました。
この調査は、子どもたちの学力の状況や学習に対する意欲、学習環境の状況などについて把握・分析し、改善に役立てることを目的としています。成長過程の子どもたちの学力や学習状況の部分的な結果ではありますが、市の教育活動を評価するための資料として有効に活用していきます。各教科の成果や課題、質問紙調査の結果については、市のホームページをご覧ください。
■調査事項
1.教科に関する調査
※英語は4年ぶり2度目の実施
小学校:国語、算数
中学校:国語、数学、英語
2.質問紙調査
生活習慣や学習環境に関する質問[児童用(小学生用)と生徒用(中学生用)は同じ質問内容]
3.今年度の調査の特徴
知識と活用を一体的に問う問題形式で出題
■学力に関する調査結果(国および県の平均正答率との比較)
この結果を受け各学校で、児童生徒一人一人の学力状況を詳細に分析し、成果や課題をまとめます。(各学校のお便りなどでお知らせします。)さらに9月以降の授業では、分析結果を生かし、これまでの取り組みの見直しや授業の改善を進めていきます。
■児童生徒質問紙調査の結果
令和4年度と比較して、あわら市の児童・生徒が肯定的に回答している割合が増加した質問
※「どちらかといえば、当てはまらない」「当てはまらない」の項目は記載していません。
■各家庭でご協力をお願いします
・自分から学習に向かうようになるには、子どものやる気に火をつけることが最も重要です。お子さんの可能性を信じ、やる気を引き出す言葉かけや働きかけをお願いします。
・お子さんを褒める際には、結果ではなくプロセス(過程)を褒め、努力したことをしっかりと認めていくようお願いします。
・地域の行事に家族で参加することや、ふるさとあわらの将来について家族で話題にするなど、ご家庭でも「ふるさとあわら」について考える機会を大切にしてください。
問合せ:教育総務課
【電話】73-8039
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