「認知症」とは脳の病気や障がいなどさまざまな原因により認知機能が低下し、日常生活に支障が出てくる状態をいいます。
認知症は、周りの人が症状に気づき、早めにかかりつけ医に相談したり、もの忘れ外来などの医療機関に受診することが大切です。
■「加齢による物忘れ」と「認知症による物忘れ」の違い(一例)
▽困りごとの例
・認知症かもしれないが、病院に行きたがらない
・認知症の治療を中断していて症状の進行が心配
・認知症と診断されたが、介護サービスの利用にうまく結びつかない
・認知症と思われる症状が強くて、どのように対応していいか困っているなど
■認知症の予防
認知症の大部分を占めるアルツハイマー型認知症や脳血管性認知症は、生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症など)との関連があるとされています。
野菜や果物、魚介類を豊富に使ったバランスの良い食事を心がけたり、定期的な運動習慣を身に付けるなど、生活習慣の改善が認知症の予防に効果的です。
■「認知症初期集中支援チーム」とは
認知症になっても住み慣れた地域で安心した生活が続けられるよう、医師や保健師、社会福祉士などの専門職がチームで支援しています。
■相談窓口
健康長寿課内に「あわら地域包括支援センター」を設置しています。認知症や介護に関する困りごとの解決に向けてサポートします。気軽にご相談ください。
問合せ:あわら地域包括支援センター(健康長寿課内)
【電話】73-8046
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