北陸新幹線福井開業まであと35日
今回は、北陸新幹線福井開業に向け、「恐竜」をはじめとするさまざまな仕掛けによって、新しいにぎわいの創出を図る福井駅周辺の取り組みについて紹介します。
■[FILE.7]テーマパーク化する福井駅周辺
▽(1)恐竜たちが来福者を歓迎
現在、複数の恐竜モニュメントが、来福者や市民の目を楽しませている福井駅周辺。今後はさらに、西口と東口合わせて恐竜モニュメント7体が追加され、福井駅西口広場の3体と観光交流センターの9体も含めると、福井駅周辺の恐竜モニュメントは全部で19体となります。
ほかにも、北陸電力(株)福井支店の壁面を活用した恐竜ラッピングや、えちぜん鉄道福井駅駅舎の一角を使った恐竜のイラストなど、福井駅周辺では、迫力満点の恐竜たちが、北陸新幹線で福井に訪れた観光客をお出迎えします。
1.北陸電力(株)福井支店の壁面ラッピングは、北陸新幹線の車両が金沢方面から速度を落としながら福井駅に入る際、左側の車窓から眺めることができる
2.えちぜん鉄道福井駅駅舎の一角には、海の中に生息していたとされる海竜たちが描かれている
・福井駅東口広場には、親子のトリケラトプスのモニュメントが設置される(イメージ) ※親トリケラトプスは恐竜ロボット
・ハピリン付近には、動いたり鳴き声を上げたりするティラノサウルスのモニュメント(恐竜ロボット)が設置される(イメージ)
▽(2)ワクワク感を醸成するデジタル技術
画面上の恐竜が福井駅周辺の恐竜コンテンツや観光スポットなどを案内する「恐竜コンシェルジュ」や、拡張現実(AR)により福井駅周辺に恐竜がいるかのような映像を投影するARディスプレイ、恐竜の映像を立体的に表現する3Dホログラムディスプレイなど、さまざまなコンテンツを福井駅から駅前電車通り北地区A街区(FUKUMACHI BLOCK(ふくまちブロツク))にかけて設置予定です。
来福者の多種多様な観光ニーズに応えるだけでなく、来福者と市民との新しいにぎわいの創出も図ります。
1.タッチパネルで操作する恐竜コンシェルジュは、福井駅周辺の恐竜コンテンツや周辺の観光情報を教えてくれる(イメージ)
2.拡張現実(AR)により、福井駅周辺に恐竜がいるかのような映像を楽しむことができる(イメージ)
▽(3)誰もが楽しめる福井駅周辺に
北陸新幹線の福井開業に合わせて着々と準備が進む福井駅前電車通り北地区A街区の再開発ビルのうち、ホテル・オフィス棟の一部と駐車場棟が、3/16にオープンします。
福井の「食」に特化した約30店舗からなるフードホール「MINIE(みにえ)」をはじめ、スパやサウナ、25mプールを備える24時間営業のフィットネスジムが入るなど、観光客だけでなく福井に住む私たちも楽しめる場所となります。
開業に向け、少しずつ姿を変え盛り上がりを見せる福井駅周辺に、今後も目が離せません。
・小規模飲食店が並ぶMINIE内の横丁エリア(イメージ)(福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発組合提供)
※イメージなど詳細は、本紙またはPDF版裏表紙をご覧ください。
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