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市の動き 令和6年度予算編成(1)

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福岡県朝倉市

■令和6年度予算 一般会計434億6000万円
「復興計画」発展期として、新たな魅力と活力ある地域へ
令和6年度は、関係人口拡大を目的とした「地方創生」事業である移住定住交流センター「コンネアサクラ」、あまぎ水の文化村キャンプ場のオープン関連経費を計上し、「復興計画」発展期として、新たな魅力と活力ある地域へ生まれ変わり発展していくための予算を編成しました。
一般会計と特別会計を合わせた予算総額は、581億2057万4千円。前年度と比べて、33億3272万3千円(6・1%)の増となりました。一般会計では、災害関連事業が令和5年度の豪雨災害に伴い約24億円の増額となり、その他はし尿処理施設・教育施設の改修などの影響により約9億円増額となったため、全体としては前年度と比べ33億3000万円の増額となりました。

◆一般会計歳入

◆Pick up
○自主財源・市税は減少
市が自ら確保できる財源「自主財源」は、151億7710万2千円(前年度比2億4767万8千円、1.6%減)で歳入全体の34.9%です。
市税は、約1.4億円増を見込んでいましたが、主に個人住民税の定額減税により前年度比5385万6千円、0.7%の減となっています。
○依存財源は増加
地方交付税は、78億円(前年度比2億円、2.6%増)となり、地方交付税の不足を補てんする臨時財政対策債は、5400万円(前年度比9600万円、64.0%減)となりました。臨時財政対策債を除く市債は、64億9530万円(前年度比6億4610万円、11.0%増)です。
また、国県支出金は、令和5年度の豪雨災害に伴い118億5500万6千円(前年度比27億7145万4千円、30.5%増)です。
○市債残高は増加
令和6年度末の市債残高見込は約365億円、返済額より借入額が大きいため、市債残高は増加しています。後年度に地方交付税により措置されるものが多いため、実際の市の負担はその措置を除いた金額となります。

◆市税収入の推移

◆市債残高の推移

■用語説明
◆歳入
[市税]市民税や固定資産税、軽自動車税など
[地方交付税]国税として徴収した所得税・法人税・酒税などの一定割合が、市の財政状況に応じて配分される
[国庫支出金・県支出金]国の委託や市の事業に対して、国や県から交付される補助金・負担金・委託金など
[市債]公共事業の資金調達のための国や金融機関などからの借入金

◆歳出
[扶助費]社会保障制度の一環として、高齢者、児童、心身障がい者などに支援するための経費
[人件費]議員報酬、職員給与など
[公債費]借り入れた市債の元利償還金
[災害復旧費]災害で被災した施設などを復旧するための経費
[民生費]安定した社会生活を保障するための経費。児童・老人福祉・生活保護・その他社会福祉費など

◆一般会計歳出[目的別グラフ]

◆一般会計歳出[性質別グラフ]

◆特別会計

◆Pick up
○義務的経費は増加
義務的経費とは、市の運営に必要不可欠な費用のことで、家計では食費や医療費などの生活費にあたるものです。
議員報酬や職員の給料などの「人件費」、社会保障経費の「扶助費」、市の借金の返済金である「公債費」の3つの義務的経費は142億5905万8千円(前年度比4億6858万5千円、3.4%増)となり、一般会計歳出の32.8%を占めています。
「人件費」は、会計年度任用職員の給与見直し等により増加しています。また、「扶助費」は、児童手当給付事業の制度拡充等により増加していますが、「公債費」は、前年度に繰上償還をしたことにより減少しています。

問合せ:市総務財政課
【電話】28-7598

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