職場体験学習

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6月4～6日、市内80箇所の企業などの協力を得て、直方市立直方第一中学校と直方第二中学校の2年生総勢286人が参加。4年ぶりの本事業は、現場で働く人の知識や技能に触れ、仕事を体験し、自らの将来について考える機会をつくることを目的として実施しました。
今回は市の施設で職場体験をした生徒たちの様子を紹介します。

◆地域子育て支援センター
遊びにくる子どもたちとのふれあいや紙芝居の音読、事務作業などを中心に体験しました。
生徒たちは「子ども達とふれあうことができ、体験先がここで良かったです。どんな進路に進むのかまだ決めてませんが、今後に活かしていきたいです」と語りました。

◆直方市立図書館
返却された本や新聞の整理、図書館司書の補助などを行いました。
多くの書物がどのように管理されているのか、図書館の裏側を体験しました。
最初は返却された本を戻す場所に戸惑っていた生徒たちも、次第に場所を覚え、短い時間で成長をみせてくれました。

◆福智山ろく花公園
ワンヘルスについての座学、重機や草刈り機を使った屋外作業など、頭も身体もフル回転させた実習でした。
参加した生徒たちは、「触ったことのない機械ばかりで緊張しました。いろんな仕事があるんだなと気づけて良かったです」と語りました。

◆直方歳時館
歳時館は、近代の炭鉱開発に尽力した堀三太郎氏の住宅を(明治31年建築)を修復したものです。
生徒たちは、歴史ある建物に触れながら、敷地内外の掃除を行い、清潔な環境の維持に努めました。

◆直方市消防本部
救命措置の講義を受けた後、指導員に従いながら、心臓マッサージの練習器具やAEDを使って実習を行いました。
生徒たちは「いざというときに学んだことを活かしたいと思います。来てよかったです」と語りました。