ピンクリボンとは、乳がんに関する正しい知識を広め、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える活動を表す、世界共通のシンボルマークです。毎年10月は乳がん啓発活動の強化月間となっています。
【乳がんとは】
乳がんは、女性が患うがんの中で最も多いがんです。生涯に乳がんを患う女性は9人に1人と推定されています。また、他のがんと比較して若い世代で多いのが特徴で、30歳代から罹患者が増加し、40歳代から60歳代が罹患年齢のピークとなっています。
乳がんは、早期発見・適切な治療を行えば、90%以上の方が治る病気であるとも言われています。
●乳がん早期発見のために自分でできること
○ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)を身につけましょう!
自身の乳房の状態に日頃から関心を持つことで、「いつもと違う変化」に気づきやすくなります。乳房の変化を感じたら速やかに医師に相談するといった、正しい受診行動を身に付けることが大切です。
~「ブレスト・アウェアネス」4つのポイント~
1.自分の乳房の状態を知る(ブレストチェック)
自分の体に触れる機会(入浴や着替えの時など)を活かしてみたり、触ったりしてみましょう。
2.乳房の変化に気をつける
〔変化に気づくためのセルフチェック項目〕
・乳房の腫瘤(しこりなど)がある
・乳頭や乳輪のびらんがある
・乳房の皮膚の凹みやひきつれがある
・乳房痛がある
・乳頭からの分泌物(黒い赤色、褐色)がある
3.変化に気づいたらすぐに医師へ相談する
上記2のセルフチェックで異変を感じたら、すぐに病院やクリニックなどの医療機関を受診しましょう。
4.40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
乳がん検診(マンモグラフィ)は「乳がんによる死亡率を減少させることが科学的に証明された」厚生労働省の推進検診です。40歳になったら2年に1回乳がん検診を受けましょう。
※飯塚市が実施するがん検診の詳細(日程など)は、左ページをご確認ください。
※詳しくは本紙をご覧ください。
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