■「救急車が来ない!」そんな事態にならないために
ー救急車の適正利用を!ー
救急車の出動件数は、年々増加傾向にあり、昨年は過去最高の約1万6千件となっています。しかし、その約4割が入院を必要としない「軽症」です。
本当に緊急を要する人の命を救うためにも、救急車の適正利用へのご協力をお願いします。なお、救急車を呼ぶか迷った時は「救急電話相談(【電話】#7119)」にご相談ください。
救急車を呼べばかかりつけ医や自分の希望する病院へ搬送してもらえたり、優先的に治療を受けられたりするわけではありませんので、ご理解ください。
◇救急車を呼んだほうがいいかな?病院に行ったほうがいいかな?
迷ったらご相談ください
〔福島県救急電話相談〕
看護師が対応します。相談は無料(通話料は利用者負担)です。
◆地域医療を守り育てるための「かきくけこ活動」
◇[か]かかりつけ医を持ちます!感謝の気持ちを伝えます!
「かかりつけ医」とは、日常的な診察や健康に関するさまざまなことを気軽に相談できる身近な医師のことで、病状によっては、適切な医療機関を紹介してくれる大変心強い存在です。
※お住まいの近くの医療機関を探すには
市医師会所属の医療機関をエリアごとに検索できます(本紙二次元コード参照)
◇[き]救急車は適正に利用します!
119番は、消防車や救急車を呼ぶための緊急回線です。緊急性のない病院案内や災害の問い合わせ、明らかな軽症での救急車の利用により、重症患者などへの対応が遅れ、救える命が救えない事態を防ぐために、救急車の適正利用にご協力をお願いします。
◇[く]薬は正しく飲みます!
薬には効きめ(効能・効果)だけではなく、副作用などのリスクもあります。
薬の副作用等の発生を最小限に抑えて、効きめを最大限に発揮させるためには、薬剤師などの専門家に相談の上、正しく服用することが大切です。
◇[け]けんしんを受けます!健康づくりをします!
早期には自覚症状が無く、症状が現れた時にはすでに進行しているという病気は少なくありません。早期発見・早期治療のため各種健診・検診が実施されています。
自身の健康を守るために、年に1度の健診と定期的な検診を受診しましょう。
◇[こ]コンビニ受診はしません!
「コンビニ受診」とは、病院が一般的に外来診療を行っていない休日や夜間に、緊急性のない軽症患者が救急外来を受診することです。コンビニ受診が増えると、救急医療機関が混み合い、緊急性の高い患者への治療に支障をきたしてしまうおそれがあります。
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