■5月17日は高血圧の日
~まずは気にすることから始めよう~
日本高血圧学会が測定するこの日に、血圧と生活習慣を考えてみませんか?生命に関わる病気を引き起こす要因にもなるため、しっかり対策することが重要です。
◇高血圧はサイレントキラー
日本高血圧学会は「高血圧の日」を定め、予防の啓発に取り組んでいます。三大死因といわれるうち、脳卒中、心臓病は血圧が主な原因となっています。
血圧が高くても自覚症状がなく、適正な治療を受けている人はわずか2割程度。気付かないうちに、体に負担がかかってしまっているのです。
◇塩分と血圧の密接な関係
塩分の多い、しょっぱい物を摂りすぎると…
・ナトリウム作用で血管が収縮し、血圧が高くなる。
・喉が乾き、水分量が増加する。血液量が増え、血圧も高くなる。
塩分と血圧は切っても切れない関係であることがいえます。
◇毎月17日は「減塩の日」
塩分を摂り過ぎないよう、伊達市ではさまざまな活動を行っています。「減塩の日」も、日本高血圧学会が定めています。市内の減塩推進応援店38店舗(令和6年2月末現在)に減塩ティッシュを配置しました。
5月17日をはじめ、定期的に17日に減塩推進応援店での街頭啓発を実施しています。毎日の食生活で減塩を意識していただけるよう推進しています。
◇一人では気付けないから
伊達市では、健診結果の見方や、体や心、食事運動などの「健康相談」も受け付けています。
場所:伊達市保健センター
日時:平日8時30分~17時(12時〜13時除く)
また、各地区交流館や集会所で行う「出前講座」も随時受け付けています。
日時:土日も可
内容:血圧や塩分についてなど
※いずれも無料です。
◇血圧計を市内11 カ所に設置中
普段の血圧を知ることで、体調の変化や異変に気付きます。ぜひ、ご利用下さい。血圧手帳も配置しています。
◇食塩摂り過ぎ?
日常の中で摂取する食塩、実はこんなにも多いんです。食生活を見直すために、自分が一日にどれくらいの食塩を摂取しているか調べてみましょう。調味料を少し減らすだけでも、継続することで血管への負担が減少します。
◇「だれでも てがるに しおひかえ」
17 日は、「減塩」を少しでも意識して取り組んでみませんか?例えば…
・減塩推進応援店を利用する。
・料理にかける醤油やソースを減らす。
・低塩の調味料を使う。
・ 漬け物や佃煮などの、味の濃い食べ物の食べる量を減らす。
・麺類の汁は残す。
・外食や加工食品は塩分量をチェックする。
・野菜をしっかり食べる。
など
日常で実践し、体をいたわって健康で元気な毎日を過ごしましょう。ホームページや動画から、今回紹介した取り組みや、詳しい情報を得られますので、ぜひチェックしてください!
問合せ:健康推進課地域保健係
【電話】576-3736
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