子宮頸がん予防HPVワクチンとがん検診を受けましょう

20／27

■子宮頸がんとは
子宮頸がんは子宮の入口にできるがんのことで、子宮頸がんの95%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものです。
30歳代から40歳代の女性に多いがんですが、近年20歳代女性の発症も増加しています。毎年、全国で約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、約3,000人の女性が亡くなっています。

ワクチン接種でHPV感染予防 + 子宮頸がん検診で早期発見・治療

■HPVワクチン
HPVは女性の多くが一生に一度は感染すると言われています。ワクチンを接種することにより、HPVの感染を防ぐことができます。

◆HPVワクチンの対象者(料金は無料)
※本来は5～9万円かかる予防接種です
○定期予防接種
小学6年生～高校1年生相当の女性

○キャッチアップ接種
平成9年4月2日～平成20年4月1日生まれでワクチン未接種の女性

▼高校1年生とキャッチアップ接種対象の方へ
ワクチンを無料で受けることができるのは、令和7年3月末までです。ワクチンは3回接種する必要があるので、9月頃までに1回目の接種を受けましょう。
○一般的な接種スケジュール(例：9月に1回目を受けた場合)

※いずれも、1年以内に接種を終えることが望ましい。
※年齢やワクチンの種類によって、接種スケジュールは異なります。

■子宮頸がん検診
検診を受診することで、がんの早期発見・治療に繋がり、命を落とすリスクが減ります。
また、がんを早期に発見できれば、子宮を取らずに治療でき、がんになっても妊娠が可能な場合もあります。
子宮頸がん検診の対象者：20歳以上の女性
子宮頸がんはHPV感染以外にも原因はあるので、定期的に受診しましょう
実施期間：令和7年1月31日(金)まで
※施設検診(子宮頸がん検診)は直接医療機関に予約してください。
自己負担金：2,000円
※施設検診実施医療機関は本紙16ページのQRコードから確認してください。

問合せ：健康福祉課
【電話】72-6934