「皆さんの声聞かせてください」事業へのご提案・ご意見を頂戴しましたので、その内容と、村からの回答をお知らせします。
※掲載の都合上、原文を要約させて頂いている部分がごさいます。
◆昭和の森林を守りましょう!
60代・男性 村内
▽ご提案内容要旨
昭和村の美しい山々は外から訪れる方々には大きな魅力の一つです。村の大切な景観を守る必要性を感じております。
当初は家の正面の山に枯れ木(杉と思われる)が一本有りましたが、あっという間に山の5分の1くらい枯れて来ました。昭和村全体の山々が枯れ木になりそうな勢いを心配しております。
原因は虫の食害?ウイルス?
村として、何か対策はされているのでしょうか?
昭和村伐採隊、感染防止治療部隊など立ち上げて被害拡大を進行させない行動を起こすべきです。
昭和村を愛する者として応援致します。
▽回答
現在、村内で広がっている山林の樹木の枯死は、主としてナラ類の樹木にカシノナガキクイムシが侵入、繁殖することによるものです。
これは全国的に広がっている現象で、特に近年は標高の高い奥会津地方にも広がりを見せています。利用管理されなくなってしまった里山が人家付近まで迫り、薪炭材として利用してきたナラ林などの広葉樹林の多い本村では赤く枯れた樹木が大変目立ち景観を損ねていることは心苦しい限りです。
村としましては、広大な面積の山林で抜本的な対策を実施することは困難であり、農道、村道沿いの枯死したナラの倒木を防ぐための事前伐採や景勝地のナラ枯れ防止対策などに取り組んでおります。また、村内の森林の大部分を占める国有林を管理する林野庁では薬剤による防除や伐採による対策が実施されております。
引き続き、林野庁や県、周辺自治体、私有林所有者等と連携しながら有効な対策方法を模索してまいります。
この度は、ご提案ありがとうございました。
ご提案・ご提言は、役場に備え付けの提案用紙または村ホームページから行えますので、お気軽にご意見をお寄せ下さい。
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