文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和4年度決算報告 資金の足跡をたどる!

1/42

長崎県長崎市

令和4年度に、市にどのくらいのお金が入ってきて、そのお金を何に使ったのかを一緒に見ていきましょう。(金額は四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります)
自治体の決算は一般会計と特別・企業会計に分かれています。

■歳入用語
・市税 個人住民税、法人市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税などのこと。
・国庫支出金 地方自治体の特定の事業に対して国から交付される、使い道が指定されているお金。
・地方交付税 財源が足りない自治体に国が国税の一部を再配分するもの。自治体が自由に使えるお金。
・市債 市が公共施設の整備などの建設事業を行う時に、必要な資金を国や金融機関などから調達する借入金のこと。

■歳出用語
・人件費 市の職員の給与や議員、審議会の委員への報酬などの費用。
・公債費 過去に借り入れた市債(借金)の返済費用。
・投資的経費 学校、道路、公園など公共施設の整備などの費用。国・県からの補助金や、市債を借り入れたりすることで財源を確保している。
・物件費 委託料、消耗品や備品など、事業の実施に要する費用。
・補助費等 市内の団体などに対する負担金や補助金などの費用。講師謝礼金や保険料などもここに含まれる。

■一般会計
市が行う仕事の中心になる会計。一般会計に入ったお金(歳入)は約2︐382億円、使ったお金(歳出)は約2︐304億円で、差し引き額(形式収支)は約78億円の黒字でした。

■歳入
▽長崎市の一年間での全収入
市税収入などの自主財源が少なく、国から交付される国庫支出金、地方交付税の割合が高い。

■歳出
▽長崎市の一年間での全支出
扶助費(被爆者や子ども、高齢者、障害者福祉などの経費)の割合が高い。

「ふむふむ~人口で割ってみると、市民1人あたりの歳入は約60万円、歳出は約58万円なんだね。」

◇実質収支
実質収支とは歳入と歳出の差額から、翌年度に繰り越すべき財源を引いた収支のことで、68億円の黒字です。基金の積み立てなど今後の財政運営に役立てます。

■特別会計
特定の収入(保険料や使用料など)で、その事業の支出をまかなう会計。

■企業会計
それぞれの事業の収益(使用料など)で支出をまかなう独立採算が原則の会計。

収益的収入・支出…企業の経営活動により発生する収益と、それに対応する費用

資本的収入・支出…企業の将来の経営活動に備えて行う建設改良費や企業債償還金などの支出とその財源となる収入

問合せ:財政課
【電話】829・1126

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU