~生涯を通じてしっかり噛んでおいしく食べよう~
皆さんは毎日歯磨きやお口のケアをしていますか?
「お口の健康は全身の健康」といわれています。いつまでも元気で健康な毎日を送るためにお口のケアに努めましょう。
また、市では歯科検(健)診を行っています。自分ではなかなかケアしきれない歯のすきまなど、定期的に診てもらうようにしましょう。
今回は上田市行政チャンネルのマスコットキャラクター「行ちゃん」が歯科衛生士と一緒に「お口の健康」を勉強するようです。様子をのぞいてみましょう。
※動画では特集の内容を分かりやすく解説しています
※詳しくは本紙をご覧ください。
「市では、健康づくり施策の基本方針となる「第四次上田市民健康づくり計画」と、個別計画の「第3次上田市食育推進計画」・「第2期上田市自殺対策計画」を策定したんだね。令和6~11年度の計画だって。」
■第四次上田市民健康づくり計画
▽基本目標
(1)生活習慣病の発症予防・重症化予防などに取り組み、健康寿命の延伸を図ります。
(2)心身ともに健康で豊かに暮らせるまちの実現を目指します。
(3)安心して子どもを産み、健やかに育てられる環境を整備します。
「第四次上田市民健康づくり計画の中には、「歯・口腔」の分野も含まれています。皆さんには毎日しっかり噛んでおいしく食べてほしいです。そのために、今回はお口の健康について勉強してみましょう!」
■お口の健康をライフステージごとに勉強してみた
「これは年代別の歯のケア方法と歯科検(健)診をまとめたものです。お口の健康を守るためには、年代に応じたケアが大切です。」
「年代別に検(健)診を行っているんだね。皆さんも定期的に診てもらってね!僕も行かなきゃ!」
◆乳幼児期(0~5歳)
・乳歯(20本)が生えそろう3歳まではむし歯菌に感染しやすい
・保護者の仕上げ磨きや定期的な歯科検診が大切
↓
・1歳6か月児健診(集団)
・2歳児歯科健診(個別)
・3歳児健診(集団)
・保育園・幼稚園歯科検診
◆学齢期(6~14歳)
・乳歯から永久歯へ生え変わる時期で、10歳頃までは仕上げ磨きが必要
・噛み合わせの基本となる臼歯が生えるためケアが大切
↓
・小学校・中学校歯科検診
◆思春期(15~17歳)
・永久歯が生えそろう時期(上下28本)で、ホルモンや生活スタイルの変化でむし歯や歯周病になりやすい
↓
・高校歯科検診
◆成人期(18~64歳)
・歯周病の増加・悪化が進む時期で、セルフケアと定期的な歯科検診が大切
↓
・上田市歯周病検診(20・30・40・50・60・70歳)…600円
・妊婦歯科検診…無料
◆高齢者前期(65~74歳)
・歯の根元にできる「根面むし歯」や歯周病による歯の喪失、口腔機能低下が進む時期で定期的な歯科検診が大切
↓
・上田市歯周病検診(20・30・40・50・60・70歳)…600円
問合せ:健康推進課
【電話】28・7124
◆高齢者後期(75歳~)
・口腔機能低下がさらに進み、嚥下(えんげ)障害などが起きやすい時期で、オーラルフレイル予防には口腔機能を維持することが大切
↓
・長野県後期高齢者歯科口腔健診…無料
75歳:全員
76~79歳:受診条件対象者
80歳:全員
問合せ:長野県後期高齢者医療広域連合
【電話】026・229・5320
◆歯周病を有する人の割合
(歯周ポケット4mm以上)
※歯周ポケット…歯と歯ぐきの境目の溝
「20歳でも歯周病の人が結構いるね。」
(20・40・60歳 令和4年度上田市歯周病検診結果)
(75~79歳 令和4年度長野県歯科口腔健診結果)
◆オーラルフレイルの認知度(%)
(令和4年度健康づくり計画策定のためのアンケート調査)
「オーラルフレイルを知らない人がかなり多いね。」
「そうです!もっとオーラルフレイルを知ってもらいたいです。
5ページで詳しく説明します。」
・6024(ロクマルニイヨン)
60歳になっても24本以上の歯を目指そう!
・8020(ハチマルニイマル)
80歳になっても20本以上の歯を目指そう!
問合せ:健康推進課
【電話】23・8244
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