警察だより

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■特殊詐欺の被害をなくそう!
◆青森県内の令和5年11月末現在の特殊詐欺発生状況
認知件数：90件(前年比+59件)
被害金額：約3億2,413万円(前年比+約6,383万円)
未然防止件数：82件(前年比+28件)
11月末までに認知した90件のうち、23件が金融商品詐欺でした。金融商品詐欺とは、簡単に説明するともうけ話です。何度も振り込むことで被害金額が大きくなる傾向があり、幅広い世代の方が被害に遭っています。

◆金融商品詐欺について
◇被害に遭うきっかけ
例)SNSに突然メッセージが届き、やりとりを続けているともうけ話を勧められる。(FX、暗号資産、金(きん)への投資をかたる手口が急増中!)

◇犯人からの甘い言葉
例)「投資のアプリをインストールして、言われた通りに操作、振り込みするだけで利益が出る。」
「SNSの投資グループの指導者に従って振り込めば儲かる。」

▽被害に遭わないために、注意するポイント!!
(1)SNSのやり取りしかなく、会ったことのない人の話を信用しない!
(2)お金の振込先が個人名義の口座の場合は、ほぼ詐欺なので注意!
(3)振り込む前に、相手のことや投資方法をインターネット等で調べる。
(4)振り込む前に、家族、知人、最寄りの警察署や交番等に相談する。

■除排雪中の事故を防止しよう
◆令和4年度の雪害発生状況
(1)発生件数
113件113人(-102件,-106人)死亡者10人(-3人)
(2)発生要因等
雪下ろし中に転落したものが最も多く、次いで屋根雪の落下によるものが多く発生しています。
また、高齢者が多く被害に遭っています。

◆除排雪中の事故を防止するため、次のことに気をつけましょう
◇雪下ろし中の転落事故防止
(1)「命綱やヘルメットをつける」「滑り止めの付いた靴を履く」などをして、転落防止に十分注意しましょう。
(2)転落時に備え、屋根の下などには雪を残して作業をしましょう。
(3)梯子の昇り降りは、梯子を確実に固定し転落事故防止に十分注意しましょう。
(4)除雪作業は、家族や近所の人にも声を掛けて、できるだけ複数で行うようにしましょう。また、体調が悪い時などは無理をしないようにしましょう。
(5)軒下からの屋根の雪落としは、雪の下敷きにならないよう十分注意しましょう。
(6)晴れの日は屋根の雪がゆるんでいるので、特に注意しましょう。

◇除雪機による事故防止
(1)除雪機の点検や雪詰まりを取り除く時は、必ずエンジンを停止してから行いましょう。
(2)作業中には周りに人を近付けないようにしましょう。また、移動する際にも特に後進するときには後方や足下を確認するなど、自身や周囲の方に注意して作業しましょう。
(3)エンジンを掛けたまま除雪機から離れないようにしましょう。

■冬道のスリップ事故を防止しよう
◆冬期間のスリップ事故の特徴
(1)午前7時から8時台に多発傾向にあります。
(2)「追突」事故が最も多く、全体の約6割を占めています。

◆冬道の安全走行のポイント
(1)ゆとりで走ろう、心と時間と車間距離
・1割以上のスピードダウン
・2倍以上の車間距離
・3分以上早めの出発
(2)カーブ手前では十分に減速を!
(3)降雪や吹雪により視界が悪いときは、昼間でもライトを点灯して、自分の車の存在を相手に見せましょう。
(4)坂道の走行には注意!
1割以上のスピードダウン、2倍以上の車間距離、3分以上早めの出発を!

記事に関する問合せ：
・黒石警察署
【電話】52-2311
・黒石警察署大鰐交番
【電話】48-2241

問合せ：黒石警察署大鰐交番
【電話】48-2241