■だから、〝ふじ〟が好き。Interview Because…-Fuji.このまちが好きで、盛り上げたい人
◇富士市をクリエイティブで楽しくしたい
富士市シティプロモーション大使 イラストレーター
コイズミチアキさん
profile:
市シティプロモーションキャラクター「さもにゃん」の生みの親。チラシやポスターなど様々なグラフィックデザインを手がける。今年9月に市シティプロモーション大使に任命された。
制作において私は、見る人が一目で「楽しい!」「わくわくする!」と思えるような、キャッチーな画面づくり(構図)を心がけています。
特に自然と人工物の融合が好きで、富士市を代表する壮大な富士山と無骨な工場地帯は、ほかのまちにはない、唯一無二のかっこいい組合せだと思います。ギャップを生み出せたり、エンタメ性を前面に出したりすることができ、描いていてとても楽しいです。
現在、富士本町商店街にある池田屋ビルで、「クリエイターとつながろう展」を開催中です。令和7年1月31日まで週2回、クリエイターたちと気軽に話したり、活動している様子を間近で見たりすることができます。
おもしろくてクリエイティブな人やものに、身近なところでふれることができるのも、このまちの魅力だと思います。ふらっと立ち寄る感覚で、ぜひ一緒に楽しんでいってほしいですね。
富士市をデザインとイラストの力で、より楽しくできたらなと思っています。
◇富士山に見守られ可能性に満ちた我が街富士市
(株)田子の月代表取締役社長 富士商工会議所青年部(YEG) ビジネス活性化委員会 委員長
牧田桂輔(けいすけ)さん
profile:
(株)田子の月3代目社長。富士商工会議所青年部として、富士市をより活気あふれるまちにしようと活動中。12月22日日曜日に富士市盛り上げるべく、クリスマスイベントを新たに実施予定。
このまちが持っている可能性や身近にあるよさを見つけ出し、それを仲間と一緒に形づくることは、とてもやりがいがあり、おもしろいですね。自分の人生の楽しさや、わくわくにもつながっていると感じています。
12月に「えんとつサンタの街富士」というイベントを開催します。富士市は製紙会社を中心に工場が集積していて、多くの煙突があり、まちの代表的な景色の一部になっています。この煙突のイメージアップと、より活気づいたまちにするために思いつきました。富士山と煙突、そしてサンタクロースという3つの要素を組み合わせられるのは、このまちだからこそできる強みです。
自分のアイデアを実現できるのは、心から共感し、一緒につくりあげてくれる人々がこのまちにいるからだと思います。富士市には、豊かな資源だけでなく、それを活用して一緒に盛り上げていこうとする〝人財〟がいます。
今後もたくさんの人と協力し合いながら、富士市が一層活気あふれるまちになるよう、熱を波及させていきたいですね。
◇筆文字を通じて富士の魅力を発信したい!
書家
宮久保 胡蝶(こちょう)さん
profile:
3歳から習字を始め、書道歴は約20年。平成28年から、地元富士市でロゴ作成やイベントでの書道パフォーマンスなど様々な活動を行っている。吉原商店街にデザインスタジオを構える。
県外や海外の人と関わる中で、反響が大きいのは、やはり富士山です。私は金色の墨を使うことや、市民のアイデンティティでもある宝永山を必ず書くということにこだわっています。宝永山を知らない人が私の作品を見てくださるときには必ず、富士市から見える富士山の姿を説明するようにしています。
私は二児の母でもあるのですが、このまちでは、登下校中の見守り活動が活発に行われていて、子育てにおいてとても安心感があります。
また、デザインスタジオを構えるに当たり、商店街の多くの人たちに助けてもらいました。地域全体で一緒に盛り上げていこうと、支え合いながら頑張れる環境があるところもすてきですね。
今後も、温かい地域への感謝の気持ちを胸に、筆で書く文字でこのまちの魅力を発信していきたいと思います。
私の活動が、「こんなすてきなまちがあるんだ」と知ってもらうきっかけになれたらうれしいですね。
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