子育て応援サイトQR(本紙掲載)
■虐待とDVは一人で悩まず、相談しよう
11月は児童虐待防止推進月間・DV防止週間です
▼子どもたちを守る
親権者などは、児童のしつけの際に、体罰を加えてはならないことが法律で定められています。
子どもの人権を守り、体罰などのない社会を実現するためには、一人一人が意識を変えていくことが必要です。子育て中の保護者に対する支援も含め、社会全体で取り組んでいきましょう。
○しつけと体罰の違い
しつけとは、子どもの人格や才能などを伸ばし、社会で自立した生活を送れるようにサポートすることです。身体に何らかの苦痛を与えたり、不快感をもたらす行為をすることは、体罰になります。
○体罰がもたらす悪影響
保護者から体罰を受けた子どもは、他の子どもに比べて、次のような傾向にあります。
・落ち着いて話を聞けない
・約束を守れない
・一つのことに集中できない
・感情をうまく表せない
○子どもと向き合うポイント
・子どもの気持ちや考えに耳を傾けましょう
・注意の方向を変えたり、子どものやる気に働きかけたりしてみましょう
・良いこと、できていることを、具体的に褒めましょう
※体罰は良くないと分かっていても、さまざまな状況や理由で、それが難しく感じる場面もあるかもしれません。困ったときは、ご相談ください。一緒に考えていきましょう。
問合せ:
児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189(いちはやく)
静岡県中央児童相談所【電話】054-646-3570
子育て応援課【電話】36-7253
▼DVに気付いて
DV(ドメスティック・バイオレンス)は、暴力を振るう側の問題です。原因は受ける側の言い方や態度ではなく、努力によって止まるものではありません。性別を問わず、人の心と体を傷付ける犯罪で、重大な人権侵害です。
○DVの種類
・身体的・精神的・性的
・経済的(生活費を渡さない、借金の強要など)
・社会的(行動の監視、携帯をチェックするなど)
他にも、子どもへの加害をほのめかすなど、子どもを利用した暴力などもあります。
○相談窓口について
「子どものために」と、一人で悩まず、ご相談ください。
問合せ:
静岡県女性相談センター【電話】054-286-9217
子育て応援課【電話】36-7253
問合せ:子育て応援課
【電話】36-7253
■母子父子寡婦福祉資金貸付制度
進学・就学するために必要な経費を貸し付けます
▼貸付制度の種類
ひとり親家庭などに該当する人が、高等学校・大学・専門学校などに進学する際に必要な費用について、県が貸し付けを行います。
市は仲介役として、貸付相談を行ったり、面談会場を設けたりします。
○就学支度資金
対象:高等学校などに進学するために、直接必要な被服の購入などに要する経費
日時:入学時1回限り。合格発表月の末日または翌月末日に貸し付け
限度額:15万円〜59万円
○修学資金
対象:高等学校などで修学するために、直接必要な授業料などの経費
日時:修学期間中、毎月末日に継続的に貸し付け
限度額:2万7000円〜18万3000円(月額)
○共通
※限度額は、いずれも学校種別や公立・私立別などにより、異なります。
償還利率:無利子
申込:12月15日(金)までに、申請書類を子育て応援課へ
※申請書類は、子育て応援課窓口で配布しています。
問合せ:子育て応援課
【電話】36-7159
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