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〔特集〕開港60周年 私たちの暮らしを支える物流の玄関口 大井川港

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静岡県焼津市

私たちの暮らしを支える物流拠点として地域経済の発展に大きく貢献してきた大井川港は、今年で開港60年を迎えます。
今号では、大井川港のこれまでの歩みと今、これからをご紹介します。

■大井川港の歩み
●1962年 7月 港湾法の港湾区域認可を受ける
●1964年 3月 大井川の砂利を国土建設のため都市部に移送する港として開港
●1977年 4月 初めて外航船が入港
●1999年 3月 現在の港湾会館が完成
●2008年 11月 合併により町営港から市営港に
●2024年 7月 開港60周年を記念し、大型練習帆船「日本丸」が初寄港

■物流の玄関口としての大井川港
大井川港は、焼津市の最南端に位置し、一級河川「大井川」の左岸側の海岸を掘り込んで建設された、県内唯一の市営港湾です。

■大井川港で取り扱われる貨物
物流港として大井川港を利用する船舶は主に、ばら積み貨物船やタンカー船です。一般的なばら積み貨物船は、10トントラック160台分もの貨物を一度に運ぶことができます。
主な品目は、石油類、LPG(液化石油ガス)、セメント、化学薬品、その他原材料などで、県中部地域の物流拠点として、地域経済の発展に貢献しています。

○主な取扱品目

■漁業の拠点としての大井川港
大井川港は、物流としての顔だけでなく、漁業の拠点としての顔も持っています。特に、桜エビやシラスの水揚げが有名で、桜エビは全国で唯一駿河湾だけで漁獲され、大井川港と由比漁港だけで水揚げされています。

■にぎわい拠点としての大井川港
大井川港は、「大井川港朝市」や「踊夏祭(おどらっかさい)」などのさまざまなイベントや大井川港漁業協同組合直営食堂「さくら」など、にぎわい拠点としても地域住民から親しまれています。

■そして、これから~大井川港の可能性~
大井川港は、東名高速道路・大井川焼津藤枝スマートインターチェンジや国道150号、富士山静岡空港などの主要な交通網に恵まれ、工業地帯や市街地などにも近接しているなど、海・陸・空をつなぐ重要な物流拠点となっています。
船舶輸送は、一度に大量の荷物を運ぶことができ、環境負荷も小さいことから、近年大変注目されており、今後、大井川港が果たす役割はますます大きくなっていくことが予想されます。
これからも地域に愛され、地域に役立つ踊夏祭大井川港として発展していきます。

問合せ:大井川港管理事務所
【電話】622-1337

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