■1995(平成7年)
八木金平市長
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松野輝洋市長
◆文化・観光拠点の誕生
史跡田中城下屋敷の完成を皮切りに、藤枝総合運動公園、瀬戸谷温泉ゆらくなどの施設が多く誕生したこの時期。藤枝の文化・スポーツ・観光が、さらに熱を帯びて盛り上がっていきました。
・藤枝総合運動公園が完成
・瀬戸谷温泉ゆらくがオープン
・市立総合病院が駿河台に移転
・生涯学習センターが完成
○地域を見守る史跡
村松巌(いわお)さん、池田悟さん、大石幸雄さん
田中城跡保勝会
田中城は家康が鷹狩りの際に立ち寄った場所として有名ですが、廃藩置県によって廃城となった後、その建物の一部は民家の居室などで活用されていました。宅地化が進む中で保存整備事業が始まり、寄贈された建物の移築と庭園の復元が行われ、現在は気軽に訪れることができる憩いの場として市民の皆さんの日常に溶け込んでいます。
在りし日の役目は終えていますが、静かにたたずむ姿とともに、藤枝の歴史を次の世代に語り継いでいき、発展の礎を支えられたらと思います。
■2014(平成26年)
北村正平市長
◆発展する街、新たな風
駅舎の南北自由通路の完成や商業施設の開業により、街並みが一新。スポーツでは高校女子サッカーの全国初優勝や夏の甲子園初出場など、市全体に新たな風が吹きました。
・JR藤枝駅南北自由通路「パープルロード」が完成
・静清工業高校(現・静清高校)が夏の甲子園に出場
・旧志太総合病院跡にBiVi藤枝がオープン
・藤枝市と岡部町が合併
○ナンバーワンへの第一歩
北原佳奈さん
アルビレックス新潟シンガポール
市制施行70周年、お祝い申し上げます。藤枝市で生まれ育ち、サッカーを通じて得た数々の思い出や多くの出会いは、私の人生にとっての大切な財産です。この街の温かなコミュニティや地域の皆さんの支えが、私の成長に大きな影響を与えてくれました。
藤枝市は、スポーツの振興や文化の発展を大切にし、地域の絆を深めてきた素晴らしいまちです。未来を担う子どもたちが、この素晴らしい環境の中で夢を追い、成長できることを心から期待しています。
■2015(平成27年)
北村正平市長
◆「幸せになるまち」に向けて
本市の歴史は、市民の皆さんの営みとともに刻まれてきました。今後も未来を紡ぐ皆さんとともに、「幸せになるまち」藤枝の実現に向けて歩んでいきます。
・「FUJIEDA mikine(フジエダミキネ)」がオープン
・「とんがりぼう」がオープン
・藤枝バイパス4車線化に向けた起工式を開催
・藤枝総合運動公園サッカー場にバックスタンドが完成
○藤枝から世界の頂点へ
佐藤友祈(ともき)さん
(株)モリサワ・パラ陸上日本代表
リオ・東京・パリ3大会でメダル獲得
市制施行70周年を迎えたと伺い、心よりお祝い申し上げます。私は藤枝市で生まれ育ち、幼少期から日常の一部としてサッカーやレスリングに親しみ、自宅近くの蓮華寺池公園でよく遊び、夏の花火大会には家族と一緒に足を運んだこと、今でも鮮明に覚えています。19歳まで過ごした藤枝市の風景や思い出は、私にとって特別なものです。
今年、パリ2024パラリンピックに出場し、銀メダル、銅メダルを獲得しました。市民の皆さんには温かい声援をいただきありがとうございました。金メダルを持ち帰ることができなかった悔しさはありますが、「これでよかった」と4年後に言えるよう精進していきます。
70年の歩み、次の時代へ
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