子どもの自立

40／50

「自立とは…自分がしたいことを、自分で発見し、自分から積極的に責任を持って行動していくこと」

■子どもの自立につなげるために大切にしたいこと
1.子どもに選択させる自己決断力を育むには、小さな決断の機会を持たせることが有効です。子どもが自分で決定して進めていくことで責任感や積極性が育成できるのと同時に、親も子どもの興味や関心がどこに向いているかを把握することにつながります。

2.意見を尊重する
子どもの決定した意見は、デメリットがあるとしても尊重するようにしましょう。やらせて失敗した経験も、子どもにとっては財産となります。

3.目標を持たせる
子どもに目標を自分で決めて持たせることにより、目標に向かって積極的に行動を起こしたり、努力をしたりする原動力となります。

4.干渉しすぎず、甘やかしすぎない
子どもは過干渉な環境で育つと、失敗する機会を失います。親が甘やかしすぎると、忍耐力が育ちにくくなります。ただし、精神的な「甘え」は子どもの自己肯定感や安心感につながります。子どもに必要とされたら、親としてその都度しっかり受け入れてあげるようにしましょう。

5.他の子どもと比較しない
他の子どもと比べる必要がある場合は、優劣を付けないことが重要です。競争相手が必要な場合は「過去の自分」と比較するようにしましょう。

問合せ：生涯学習課
【電話】0879-26-9974