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教育委員会だより

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高知県仁淀川町

■わが町の教育を考える〔その(4)〕
◇特別支援学級について
仁淀川町には、現在2種類の特別支援学級があります。1つは知的発達の遅れが生じている児童生徒の学級と、もう1つは状況に合わない感情や気分を自分でコントロールすることが困難な児童生徒の学級です。このような学習や生活に支障が生じている児童生徒を支援するための特別支援学級が編成されています。
全国の数字では、直近10年間で児童生徒数は1割減少する一方、特別支援教育を受ける児童生徒数は倍増しています。(令和4年度で全体に占める割合は約6%)仁淀川町でも全国同様、特別支援教育を受ける児童生徒数は増加しています。(令和5年度で全体に占める割合は約9%)
特別支援学級では、通常学級と比べて少人数(1学級の児童生徒数は8人まで)、特別の教育課程を設けることができる、学習活動上のサポートなどを行う特別支援教育支援員の配置など、一人一人に応じた教育が受けられます。また、授業によっては通常学級で授業を受けるなど幅広い対応が行われています。

◇学校給食について
原石山(森地区)にある共同調理場で町内全ての小中学校の学校給食を作っています。メニューは、地元食材や旬の食材を積極的に取り入れています。また、全国の郷土料理や特産品を味わう「日本一周給食」や物語の世界の料理を再現した「おはなし給食」を企画し、「食べる楽しみのあるおいしい給食」となるよう心がけています。児童生徒の給食代は、令和4年度から国の臨時交付金を活用することで、実質的な無償化を行っています。
平成16年に建設した共同調理場は、近年では設備や備品の老朽化が進み、維持管理費が増えてきています。

■学校再編検討委員会だより
10月31日に第1回学校再編検討委員会を開催しました。教育委員会が学校の現状などの説明を行い、学校再編検討委員会からは次のような意見がありました。
・学校再編検討委員会の開催と並行して地区懇談会を行ってほしい。
・昨年度実施した保護者アンケート(保育所(園)・小中学校の保護者対象)について、数年後に学校へ通っている年代の子どもの保護者の意見を抽出した結果を教えてほしい。
・学校再編検討委員に、保育所・こども園の保護者も加えてほしい。
・保護者に対し、もっと情報を発信してほしい。
学校再編検討委員会からの意見をふまえ取り組んでいくとともに、次回の学校再編検討委員会では、これからの仁淀川町にとってより良い学校の規模についてを主題として検討を行う予定です。

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