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考えよう やってみよう SDGs(エス・ディー・ジーズ)Vol.10

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鹿児島県伊佐市

◆目標(もくひょう)14 海(うみ)の豊(ゆた)かさを守(まも)ろう
海(うみ)の資源(しげん)を守(まも)り、大切(たいせつ)に使(つか)おう

◇うみが抱(かか)える深刻(しんこく)な問題(もんだい)
地球(ちきゅう)の面積(めんせき)の7割(わり)を占(し)める海(うみ)から、私(わたし)たちは多(おお)くの恵(めぐ)みを受(う)け取(と)っています。
しかし、乱獲(らんかく)により絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)に瀕(ひん)する水産資源(すいさんしげん)の増加(ぞうか)や海(うみ)の生態系(せいたいけい)へ悪影響(あくえいきょう)を及(およ)ぼす海洋酸性化(かいようさんせいか)の進行(しんこう)などの問題(もんだい)が起(お)きています。

◇プラスティックごみを減(へ)らそう
プラスティックごみは自然(しぜん)には分解(ぶんかい)されないため、捨(す)てられたプラスティックごみが最終的(さいしゅうてき)に行(い)き着(つ)くのが海(うみ)です。ペットボトルやビニール袋(ぶくろ)などのごみが年間(ねんかん)900~1400万(まん)トンも海(うみ)に流(なが)れ出(で)ています。
買(か)い物(もの)に出(で)かけるときはマイバッグを持(も)って行(い)く、マイボトルに飲(の)み物(もの)を入(い)れるなど、ふだんからプラスティックごみを出(だ)さないようにしましょう。

◆目標(もくひょう)15 陸(りく)の豊(ゆた)かさも守(まも)ろう
陸(りく)の豊(ゆた)かさを守(まも)り、砂漠化(さばくか)を防(ふせ)いで、多様(たよう)な生物(せいぶつ)が生(い)きられるように大切(たいせつ)に使(つか)おう

◇失(うしな)われていく森(もり)と生(い)き物(もの)たち
世界(せかい)の陸地(りくち)の3分ぶんの1は森林(しんりん)ですが、今(いま)、1年間(ねんかん)で約(やく)470万(まん)ヘクタール以上(いじょう)の森(もり)が失(うしな)われています。また、自然(しぜん)が破壊(はかい)されるなどして、世界(せかい)の野生生物(やせいせいぶつ)の約(やく)40000種(しゅ)が絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)に瀕(ひん)しています。

◇多様(たよう)な生(い)き物(もの)を守(まも)るために
山(やま)や川(かわ)などの自然(しぜん)の中(なか)で、たくさんの種類(しゅるい)の生(い)き物(もの)が関(かか)わり合(あ)いながら生(い)きていることを“生物多様性(せいぶつたようせい)”といい、日本(にほん)はこの生物多様性(せいぶつたようせい)が豊(ゆた)かな国(くに)ですが、過疎化(かそか)などで里山(さとやま)が荒(あ)れ、田(た)んぼや畑(はたけ)が住宅(じゅうたく)に変(か)わっていくことで、住(す)む場所(ばしょ)を追(お)われた生(い)き物(もの)たちが、その数(かず)をどんどん減(へ)らしています。さまざまな(生)いき物(もの)たちを守(まも)るため自然(しぜん)を大切(たいせつ)にしましょう。

◆やってみよう!チェックリスト
◇目標(もくひょう)14
取(と)り組(く)むこと:マイバッグやマイボトルなどを使(つか)い、プラスチックごみを出ださないようにしましょう

◇目標(もくひょう)15
取(と)り組(く)むこと:自然(しぜん)の中(なか)に生息(せいそく)しているさまざまな生(い)き物(もの)について学(まな)んだり、話(はな)し合(あ)ってみましょう

◇目標(もくひょう)14・15
あなたが考(かんが)える取組(とりくみ)を書(か)き込(こ)んで実践(じっせん)してみましょう!

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