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自治体の皆さまへ

お答えします!健康に関する素朴な疑問 健康なんでも相談室

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三重県伊勢市 クリエイティブ・コモンズ

市民の皆さんの健康などに関する素朴な質問に対し、谷崎医師が「総合診療科」の観点から、分かりやすくお答えします。ぜひ、皆さんの生活にお役立てください。
伊勢総合病院 内科・総合診療科副部長 谷崎 隆太郎 医師

〔質問〕新型コロナウイルスの変異はどう危険なのでしょうか?
〔回答〕現時点ではデルタ型と呼ばれる変異ウイルスが主流です。非常に厄介なウイルスです。

新型コロナウイルスは元々感染者1人から新たに感染させる人数は2・3人程度でしたが、デルタ型の変異ウイルスは感染者1人から5~9人に感染させる力があります。「感染させる相手が2・3人から5~9人であればほんの数人増えるだけだから何とかなるのでは?」と思うかもしれませんが、ことはそう単純ではありません。新たに感染した5~9人それぞれが5~9人ずつ感染させていくので、新規感染者は1人→5~9人→25~81人→125~729人と、とてつもない勢いで感染者が増えていくのです。海外のデータでは、従来の新型コロナウイルスと比べて入院リスクが2倍以上、死亡リスクも2~4倍以上といわれており、さらに、新型コロナワクチン接種済みの人でも感染する事例が散見されています。
このように、以前のウイルスとは随分様子が変わってしまい、巷(ちまた)では「シン・新型コロナウイルス」などとも表現されています。映画シン・ゴジラもシン・エヴァンゲリオンも大変おもしろかったのですが、シン・新型コロナウイルスは最悪です。
幸いにも、新型コロナワクチンを接種していれば、感染したとしても入院や死亡のリスクは1/10以下に抑えられます。
現在の波を抑えるには一人一人が同居家族以外の人との接触を避けるしか方法はありませんが、多くの人が新型コロナワクチンを接種することで、今後の第6・7波をより小さいものにすることができます。次の凶悪なウイルス変異が起きる前に、希望する全ての人がワクチン接種を終えられるか、今はそんな戦いの最中だと言えます。

過去の「広報いせ」掲載分は市のホームページでいつでもご覧になれます。
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※新型コロナワクチン接種について、現在何らかの病気で治療や投薬を受けている人・持病がある人・投薬でアレルギーを起こした人などは、かかりつけ医へ受診時、事前に相談してください。

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