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四日市Plus(プラス)~四日市市の公共交通の現状~

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三重県四日市市

【スマートに乗って残そう公共交通】
◆車への依存が増加
 中部地方は、自動車交通への依存度が高い地域ですが、平成23年度の「中京都市圏パーソントリップ調査」※によると、本市でも約3分の2の人が移動手段として自動車を選択しています。この傾向が強まると、道路渋滞を引き起こしたり、バスや鉄道が維持できなくなったりするなどの問題が発生します。
※パーソントリップ調査とは・・・「誰が」「どこから、どこまで」「どのような目的で」「どのような交通手段で」移動したかについての調査

◆鉄道の利用者は回復
 市内には、近鉄名古屋線やJR関西本線、伊勢鉄道が南北の広域的な移動を支え、内陸部には近鉄湯の山線、三岐鉄道三岐線、四日市あすなろう鉄道内部・八王子線が運行されており、鉄道の利用者数は微増となっています。

◆バスがピンチ
 三重交通バス、三岐鉄道バス、NPO法人が運行する「生活バスよっかいち」、市がバス会社に運行を委託している「自主運行バス」があります。しかし、利用者は年々減少しており、現状のバス路線網を維持することは難しくなっています。
 平成29年度末には鈴鹿四日市線が廃線になったほか、内部駅を経由し、和無田まで運行している長沢(B)線の存続が危ぶまれています。
 今後の利用状況により、他の路線も同じ状況になることが懸念されます。

■近年の公共交通利用者の推移(過去10年間)

■公共交通の「負のスパイラル」
便利なクルマをどんどん利用すると、バスに乗る人が減る
 ↓
バス会社の経営が苦しくなる
 ↓
バス会社はバスを走らせる回数を減らす
 ↓
バス利用がどんどん不便になる
 ↓
バス利用が不便になると、さらに利用しなくなる
 ↓
(はじめにもどる)
便利なクルマを・・バスに乗る人が減る
 ↓
バス会社の経営が・・・

■公共交通がなくなって困ることは?
◎「免許返納を考えているけど、通院や買い物に行けるか不安だわ。」
◎「普段は、自転車で学校に通学している。だけど、雨の日にはバスや鉄道を使いたい。」

◆元気な公共交通を目指して
~今からできることをしっかりと考えていくことが重要です~

◇地域の取り組み
 公共交通を守るため、地域の皆さんにも、さまざまな利用促進を行っていただいています。例えば、「神前地区まちづくり・バスプロジェクト」では、バスを使って、陶芸体験などを行う“ミニツアー”を開催していただいています。また、「大瀬古町子供と地域の環を育む会」でも、鉄道の乗り方に不安がある子どもを対象に、「こども鉄道乗り方教室」などを開催し、子どもに公共交通の重要性を理解してもらう取り組みが行われています。

◇四日市あすなろう鉄道の取り組み
 四日市あすなろう鉄道が誕生して、もうすぐ5年目を迎えようとしていますが、特に、通学定期の利用者が年々減少しています。市ではこれまで、さまざまな利用促進を行っており、平成30年度の新たな取り組みとして、「イルミネーション列車」(11月から1月まで)や「シースルー列車」(1月から)の運行を行っています。
 この「シースルー列車」は車内床面の一部を透明化した特別仕様の列車であり、車輪が動く様子などが観察できる全国的にも珍しい車両です。ぜひ乗っていただき、お楽しみください。
 また、あすなろう鉄道では、この春から、従来の通学定期乗車券よりも、お得な値段で購入できる「1年通学定期乗車券」を販売し、通学に使っていただきやすいよう、取り組んでいます。

◆賢く公共交通を利用する~モビリティ・マネジメント~
 モビリティ・マネジメント(Mobility Management)とは、「過度に自動車に頼る状態」から「公共交通や徒歩などを含めた多様な交通手段を賢く利用する状態」を目指す取り組みのことです。
 「車の利用を止める」というわけではありません。「今日は、エコ通勤デーなので、本を読みながら電車やバスで通勤しよう」など、車や公共交通、自転車、徒歩を上手に使い分け、より良い生活を考えてみませんか。
 市では、1人当たりの公共交通の利用回数(1カ月間)を「10回」とすることを目標としています。これまでの最高回数でも「9回」でした。ぜひとも、皆さんで目標を達成しましょう。

●この特集についてのお問い合わせ・ご意見は
 公共交通推進室
 【電話】354-8095【FAX】354-8404

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