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[特集]男女共同参画を考える(2)~自分らしく生きる~

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三重県四日市市

■インタビュー
・自分らしく生きるために大切なこと、必要なことは何だと思いますか?

◆母こそ働いて、その姿を子どもに見せてほしい
・株式会社Eプレゼンス 代表取締役 川北睦子(ちかこ)さん

 子育てしながら再び働こうと思ったとき、元々していた設計の仕事は残業時間の多さなどから断念せざるを得ませんでした。一方で、独学で作成していた「お家紹介サイト」が人気になり、Webの可能性に惹(ひ)かれた私はWebの世界へ。起業当初は自分が企画・営業を行い、在宅のデザイナーなどに外注する形でしたが、5年前に法人化してチーム化しました。子どもに「お帰り」を言えるようにという思いから、スタッフは基本的に在宅で仕事をし、勉強会や打ち合わせのときしか出社しません。社員として在宅で働くという形態はまだ珍しく、自社で実証実験中です。
 私は母が働く姿を子どもに見せることこそキャリア教育だと考えています。社会に出ることで地元企業のことを知ったり、子どもと仕事の話をしたりしてほしい。フルタイムでバリバリ働くことがすべてではなく、子育てを優先したいならそれもいい。自分の意思で選べることが大切です。
 今後は、社外へも社員の在宅勤務や業務委託(フリーランス)などの働き方を提案していき、人材不足に悩む企業と母の距離を近づけ、共に地域の子どもを育てる地域社会づくりに貢献できるよう、情報発信していきます。

◆これまでのことが全て今につながっている。今が一番面白い
・NPO法人四日市男女共同参画研究所 代表理事 坂倉加代子さん

 私が就職する頃、志望していた新聞記者の道は性別を理由に門戸が閉ざされていました。そこで、働き続けられる仕事として選んだのが公務員です。「この課は何をするところか。この課の主人公は誰か」ということを常に念頭に置き、大らかに構えつつ既存の枠を乗り越えて仕事をしてきました。仕事も家事も育児も「完璧にやらなくては」とは考えず、親戚や友人、近所の人たちにたくさん助けてもらいました。退職後は、もっとやりたいと思ったことや行政ではできないことを実行するため、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと一緒に緩やかに活動しています。
 NPO法人四日市男女共同参画研究所では、女性の困っている声を集め、それをテーマに調査や学習会などを行っています。今までで特に印象に残っているのは、災害時における男女共同参画の視点の重要性を訴えた、内閣府の受託事業ですね。NPO法人と行政が協働し、自治会連合会の協力も得られたことで、地域に広めることができました。
 「仕事も家事も地域活動も、そして喜びも苦しみも、男女が一緒に分かち合える社会にしたい」という思いのもと、今後も活動を続けていきたいと思います。

◆「子どもがいるから・・・」と諦めないで、やってみる
・ヨガサークル ガレット 代表 中村美帆さん

 週末には趣味のトライアスロンを楽しんでいた会社員時代。学生の頃から続けていたヨガが、仕事や趣味で疲れた心と体を癒してくれました。産後、子連れで参加できるヨガ教室が少ないことに気付き、「それなら自分で作ろう」と、近所の集会所や児童館でヨガを開催。その後、年齢問わず誰でも参加でき、赤ちゃん連れもOKのヨガ教室を始めました。元々不器用で、失敗も多いです。しかし、仕事でも育児でも、失敗するからこそ前に進む道が開けたり新たな発見があったりすると思っています。
 料理やお菓子作りが好きで、育児の合間に地域の先輩たちから教えてもらうこともあってありがたいです。自分自身が楽しんで過ごすことで、育児や仕事にもゆとりを持って取り組めると思います。今後は子連れOKの地産地消おやつ教室なども企画中です。おいしい地元食材に触れ、親も子も食に関心を持ってもらえたら、そして運動や食を通して少しでも心にゆとりを持つきっかけを提供できたらうれしいです。

◆子どもと接せられる期間は短い。楽しまなければもったいない
・パパスマイル四日市 代表 宮﨑秀樹さん

 9年前、初めは軽い気持ちで「父親の子育てマイスター養成講座」を受講しました。それまでは「自分は子育てをやっている」と自負していましたが、実は違ったのだと気付き、衝撃を受けました。受講後は、パートナーとのコミュニケーションをより深くとるようになり、うまくフォローし合えるようになりました。また、父親同士で子どもの話をするようになり、子育てにおいて正解へのアプローチは一つではないということも仲間から学ぶことができました。そして、子育てを通じて地域や人と関わることで、自分の世界も広がりました。
 「パパスマイル四日市」は養成講座修了生の有志のグループで、養成講座やよかパパフェスティバルを手伝ったり、イベントに呼ばれて親子向けの企画を催したりしています。活動を通じて、「子育てを楽しまなきゃ」という思いを伝えていきたいと思っています。

●この特集についてのお問い合わせ・ご意見は
 男女共同参画課【電話】354-8331【FAX】354-8339
 広報マーケティング課【電話】354-8244【FAX】354-8315

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