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【特集2】令和元年度決算報告(3)

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佐賀県伊万里市

■いまり家の家計簿は?
市の財政状況を、わが家の家計簿として考えてみましょう。
令和元年度一般会計決算の歳入のうち市税71億8,507万円と地方交付税などの73億1,043万円を合わせた、144億9,550万円を給料400万円の家計に置き換えた『いまり家の家計簿』(下表)を作成しました。

〇約5割は給料以外の収入
令和元年度の『いまり家』の収入を見ると、支出を賄う収入を確保するために、預貯金の取り崩し(4)や銀行からの借り入れ(5)を行っていることがわかります。
今後の景気動向や国の財政状況などにより、『いまり家』の給料(1)や実家からの援助(2)も減少する可能性があります。

〇節約と貯蓄
生活費(8)や医療費・学費など(9)、税金など(10)、子どもへの仕送り(11)、ローンの返済(14)などの最低限必要な経費が多く、自由に使えるお金が多くないことから、預貯金(12)への積立は全体の7.4%しかないなど、『いまり家』は、ぜいたくをできる状況ではないといえます。
今後も医療費など(9)が増加していくことが見込まれますので、現状を維持するためには、できる限り支出を抑えなければなりません。
また、『いまり家』は家の老朽化が進んでおり、今後、家の増改築(※)(13)が必要になったり、不慮の出費に備えたりするために、借金の残高を減らしながら、毎年の預貯金をもっと増やすよう努力していくことが必要です。
(※)ここでの『家の増改築』とは、小・中学校などの公共施設の整備を示しています。

〇いまり家の家計グラフ(内訳)
上の表(支出)を円グラフで表すと、このようになります。

■今後の取り組みについて
少子高齢化や高度情報化、ライフスタイルの変化などを背景に、行政に対する住民のニーズが複雑化、多様化する中で、自治体には、限られた行政資産を有効に活用し、住民のニーズを迅速かつ的確に反映できる体制づくりが求められています。
市では、平成28年度から令和2年度までを計画期間として策定した『第4次財政基盤安定化計画』に基づき、歳入の確保や歳出の抑制、事業の厳選に取り組みながら、健全な財政運営に努めています。
国内の経済情勢は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあります。このため、市税をはじめとした、市の財政を支える一般財源の大幅な増収は期待できませんが、老朽化した公共施設の維持補修や小・中学校の改築など、今後も多くの財政需要に対応する必要があります。
このような中で、安定した行財政運営を継続し、真に必要な行政サービスを充実させるため、これまでの取り組みを継続しながら、新たな創意工夫を加えるなど、さらなる強い信念を持って、行財政改革を進めていきます。

問合先:財政課財政係
【電話】23-2112

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