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人権さんだ NO.480 その1

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兵庫県三田市

人権さんだは、みなさんに人権に関する気づきや情報などをお届けします。新たな発見や共感したことなどを含めてご意見、ご感想を人権推進課までお寄せください。

問い合わせ:市民生活部市民文化室人権推進課
【電話】559-5148【FAX】563-7776【E-mail】jinken_u@city.sanda.lg.jp

◆受けとめよう・伝えよう外国人とのコミュニケーション
三田市には、42か国1100人を超える外国人が暮らしています。(平成31年1月末現在)また、日本国籍であっても、外国にルーツのある人(※1)もいます。
互いの文化や多様な価値観を認め合う交流の場として、昨年11月23日に開催された「第21回フレンドシップデイインサンダ」では、外国にルーツのある高校3年生のレンアリスンさん(マレーシア・韓国)、中学2年生の石川周到(いしかわしゅうと)さん(中国)、酒井貴文(さかいたかふみ)さん(アメリカ)による発表がありましたので、その一部を紹介します。
※1 両親またはそのどちらか一方が、外国出身者である人など

▽外国にルーツがあってよかったこと
レンさん:日本を違った視点で見られることです。日本では他人の視線を気にしがちですが、中学校3年間を過ごしたマレーシアでは、自分の好みで着たい服を選ぶことが多いです。自分らしく生きるため、思いが生活に表れていると感じました。
酒井さん:歴史の授業を受ける時などに、日本とアメリカと両方の視点から物事を捉えることができるのでよかったです。

▽外国にルーツがあることで嫌な思いをしたこと
レンさん:高校の入学式で貼り出された私の名前を見て、「外国人がいる」と騒いで金髪の子を探している人たちがいました。名前だけで騒がれてしまうことに違和感を感じました。
石川さん:汚いなど中国の悪口を聞くことがあります。人口が多く人が集中しているから空気は汚れますが、東京のような都市も同じです。一部分だけで中国=汚いと言うのではなく、きれいな所も世界遺産もあるので、広い範囲を見てほしいです。
酒井さん:小学校1年の時にアメリカから日本に来ました。みんな関心があって聞いてきたと思うのですが、転校したばかりで「英語しゃべって」など同じことを言われると、嫌な気持ちになったことがありました。

▽外国人にとっての三田の暮らしやすさ
レンさん:外国人が、駅で駅員さんに英語で高槻行きのホームを聞いていました。すぐに「1番です」と伝えられたら、その人は一つ前の電車に乗れたのですが、駅員さんは丁寧に英語を話そうとしていました。文法よりも、コミュニケーションを優先することが課題と思いました。
石川さん:国際交流の場があるので、外国人は三田に住みやすいと思います。来日して日本語を勉強している人も、2か月くらいで結構話せています。日本語を教えてくれる日本人の先生の感覚が理解できたら、大丈夫だと思います。

先入観や興味本位ではなく、実際に外国人とつながって相手の文化を知り、幅広い見方をしてほしいという意見が共通していました。また、外国人とのコミュニケーションには、伝えようとする気持ちが大切ということを共有することができました。

◆使ってみよう!「やさしい日本語」
▽「やさしい日本語」って何?
「やさしい日本語」とは、外国人にもわかりやすいように、言葉や話し方に配慮した、「易しい・優しい」日本語のことです。阪神淡路大震災をきっかけに、外国人に災害情報を早く確実に伝えるために考案され、普段のコミュニケーションにも使われるようになりました。

▽なぜ「やさしい日本語」なの?
日本語に不慣れな外国人に確実に情報を伝えるためには、相手の母語で伝えることが理想ですが、国籍や言語は多様ですべてに対応することは困難です。また、市内在住外国人のうち、8割以上は英語圏以外の国の出身です。英語だけでは、英語を使わない外国人に必要な情報が伝わりにくくなります。
簡単な日本語であれば理解できる人は意外に多く、「やさしい日本語」を使うことで、多くの外国人に情報を伝えることができます。また、日本人にとっても、コツを押さえれば簡単に使うことができ、外国人とのコミュニケーションに役立ちます。

○三田市在住の外国人(平成31年1月末現在)

◆「やさしい日本語」のおもなポイント
やさしい日本語には、正解はありません。相手が理解できるよう工夫して使うことが大切です。

▽難しい言葉を言い換える
(例)
危険→危ない
避難する→逃げる
確認する→よく見る

▽あいまいな表現は避ける
「おそらく」「たぶん」「~したりしている」などの表現は使わない。
(例)
たぶん台風がきます→台風が 来るかも しれません
亀裂が入ったりしている建物→壊れた 建物

▽一文を短くする
文の構造を簡単にして、文節に区切りを入れる。重要な言葉はそのまま使い、言い換え表現を付け加える。
(例)
余震が起きるおそれがあるため、十分に注意してください→余震<後で来る地震>に 気をつけて ください

▽文末の表現はなるべく統一する
可能表現は、「することができる」を使う。不可能の表現は、「することができません」、指示の表現は「~してください」を使う。
(例)
通れないことはない→通ることが できます
電話は使えません→電話を 使うことが できません
手を洗いましょう→手を 洗ってください

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