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千倉の海から世界へ!サーフィン“松岡亜音さん”にお話を伺いました(1)

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千葉県南房総市

■未来のオリンピアンへインタビュー
千倉の海から世界へ!(2019年 ISA世界ジュニア選手権U16ガール日本代表)サーフィン“松岡亜音さん”にお話を伺いました

自然の状況を見極めながら、サーフボードで波に乗ってテクニックを競い合う『サーフィン』。海という大自然との戦いが魅力の競技です。
サーフィンの世界で活躍する中学3年生の松岡選手。サーフィンの楽しさ・魅力、さらには学校生活など、いろいろなお話を伺いました。

◇松岡亜音(MATSUOKA ANON)
南房総千倉の海の前でサーフショップを営む両親のもとで育つ。0歳から海と戯れ、3歳でボディボード、4歳でサーフィンを始める。10歳で単独カリフォルニア修行に行き大きな成長を見せて、LOST SURFBOARD JAPANのサポートを獲得。
2018年、12歳の時NSA年間ランキングガールズクラス2位、ウィメンズ総合2位の成績を残す。
2019年、前年度の成績によりオリンピックジュニア強化選出。第1回JAPAN OPEN最終リザルト9位。10月のISA世界ジュニア選手権U16ガール日本代表。団体3位銅メダルを獲得。11月、第1回アジア選手権U20ガール、OPENウィメン共に銀メダルを獲得。

◆サーフィンの原点
―サーフィンを始めたきっかけ
家が千倉海岸の目の前で、両親ともにサーフィンをやっていたので、自然とやるようになりました。今では、サーフィンは自分の生活の一部で、絶対に欠かせないものですね。

―慣れ親しんだ南房総の海はエネルギーをもらえる場所
南房総の海はメロー(柔らかくてゆったりしたさま)で、自分にとって安心できる故郷のような場所ですね。海に入っていると、海からエネルギーをもらえるんです。
例えば、オリンピック会場の一宮(一宮町釣ヶ崎海岸:東京オリンピックのサーフィン競技会場)だと、プロサーファーも多いし、みんなバトルするように海に入っている。海からエネルギーをもらうというより、自分のスキルアップのためのサーフィン。
その点、南房総で海に入ると初心に戻れます。小さいころからやってた場所だし、とにかくエネルギーが一番もらえる場所なんです。

◆サーフィンの魅力
―自然と触れ合えるところが一番の魅力
同じ人間がいないように、同じ波もこないんです。その日の海のコンディションとか潮の満ち引き、地形や地底の砂のたまりで、波の質や波の割れ方(徐々に崩れていく波のこと)が変わってきます。その波一つひとつに合う技が決まってくるので、波に逆らわないことが大事です。
自分の乗った波に対して一番いい演技ができるときが楽しいですね。
また、サーフィンの技は無限大なので、技の可能性を広げていけることも魅力です。

―自然相手だからこそ難しさも
自然相手だから自分の思う通りにいかないこともあります。
例えば1回1時間から1時間半くらい海に入っていて、波が難しくて全然乗れないこともあるんです。その時は海が悪いんじゃなくて、海に合わせられない自分の調子が悪いんだって、考えるようにしています。
実際の試合でも運の要素があるので、一番いい波に乗った人が勝ちやすくなるんです。
テニスとかほかのスポーツだと、相手との勝負になるんですが、自然を相手にするサーフィンだと、自分の意思ではどうにもできない部分があり、自分が海に合わせなければいけないところが難しいところです。逆にその難しさが、楽しいところでもあるんですけどね。何事もネガテティブに考えるより、ポジティブに捉えた方がいいと思っています。

◆自分の道を突き進む
―学校との両立は苦ではない
ことしはコロナの影響で試合数も少なかったんですけど、中学1・2年生のときは試合で学校を休むこともありました。けど、学校側も自分のことを応援してくれていて、両立は苦に感じたことはなかったです。
勉強は学校の授業を一番大事にしています。学校から帰ってきてからも、学校に行けないときでも、自分なりに学習をしていたので両立はできていたと思います。

―入れるときはいつでも海に
今の時期はすごく日が短くなってきて、学校帰りの練習量が30分~40分くらいです。学校が終わるとお父さんに迎えにきてもらって、海に直行しています。
朝も入れるときは、日の出とともに海に入っています。冬なので起きられないこともあるんですけど(笑)夏は頻繁に海に入っていました。
また、海に入れる時間が限られるので、海以外でのトレーニングもしています。
今は試合がないので、先のことを見据えて、しっかり体力づくりも並行して行っています。学校がない日だと海に入って、帰ってきてトレーニングして、海に入るというサイクルの日もあります。

―やらされるのではなく、自分で考えてやることが成長につながる
今は、体力を作るために、体幹トレーニングやスクワットを行っています。またランプ(スケートボードで滑る楕円を半分に切ったようなセクション)で練習もします。
ほかにも、肉体的なトレーニングだけでなく、湘南で鴨川市出身のトレーナーから、メンタルトレーニングを受けています。
時間は限られているので、学んだことやトレーニング法を自分なりに考えて、一番いいと思える方法をメニューにして、お父さんとマンツーマンでトレーニングしています。メニュー表とか自分で作るの楽しいですよ。

―現在中学3年生、気になる進路は
本校が沖縄にある通信制の高校に通います。選んだ理由としては、小学校、中学校と学校に通いながらサーフィンをしていたんですけど、どうしても練習量が少なくなってしまうんです。いざ試合になったときも、その部分を痛感することがあります。
自分の練習量を増やすため、もっと本格的にサーフィンを突き詰めるために通信制の高校を選びました。また、マネジメントをしていただいている会社からのアドバイスもありました。

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