令和5年成人式が、1月5日、市文化センターで行われました。式には、はかまやスーツ、振袖姿に身を包んだ新成人122人が参加しました。
令和4年4月に改正民法が施行され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、市では、式典の名称を変更し、これまで通り年度内に20歳を迎える人を対象に式典を開催しました。
今回も新型コロナウイルス感染症対策として、原則、事前し込み制とし、参加申し込みがあった新成人と家族一人のみの入場としました。また、式典当日は、入口での検温・消毒、マスク着用の呼びかけを実施しました。
式では、久永学実(まなみ)さん(加久藤中出身)が市民憲章を朗読。的場未紗さん(飯野中出身)が記念品を受け取りました。
式辞で村岡市長が「えびの市の誇りを胸に自らの夢を切り拓いていってください」と新成人にエールを送りました。
新成人代表として川原大空(そら)さん(真幸中出身)が意見発表しました。また、押川茉央さん(飯野中出身)と堂領豊喜さん(上江中出身)が感謝と誓いのことばを述べました。
式典終了後、成人式実行委員会主催によるアトラクションが行われました。新成人の中学校時代などの写真などがスクリーンに流れ、懐かしい写真が写るたびに拍手が響きました。抽選会も行われ、会場内は盛り上がっていました。
■今回初!成人式実行委員会が発足!
市では、一生に一度の成人式を主役となる新成人者の意見を取り入れ、市出身者で盛り上げてもらおうと、今回の成人式から実行委員会を立ち上げました。8月に結成し、毎月実行委員会を開催して、アトラクションの内容などを協議してきました。
▽12月27日
準備もいよいよ大詰め。抽選の流れなど、最後の話し合いを行いました。
▽1月4日
直前リハーサル。明日の本番に向けて、ステージでのリハーサルを行いました。
■新成人代表意見発表
川原大空(そら)さん(真幸中出身)
2018年に民法の一部が改正され、成年年齢が18歳になりました。改正法は、令和4年4月から施行され、私たちは、改正後初めての成人式を20歳で迎えることになりました。既に職業に従事している者、学業を継続している者など置かれている立場はさまざまですが、みんな今日の喜びを、これから「大人としての自覚」に高めていこうと思っています。
私たちが、将来活躍するためにはどうしたらいいのか、自分で考え、自分で行動する必要があります。そこには、失敗や挫折がつきものだと思います。大人になっていくまでに、私たちはさまざまな壁にぶつかり、混乱したり立ち止まったりすると思います。そういう時は、親や友人に頼ってみてもいいのではないでしょうか。困った時に助けてくれる人がいるからこそ楽しい生活を送れていると思います。他人の喜びや悲しみを想像し共感する感受性を持ち、自分のできる形で手を差し伸べようとする、難しいことですが、これも大人になるために大切なことだと思います。(一部抜粋)
■実行委員長 的場悠斗さん(加久藤地区)
門出である成人式を、実行委員の一員として思い出に残るものにしたいと思い、実行委員会に入りました。8月から、委員全員で、一生に一度の成人式を大成功させたいという思いで進めてきました。話し合いをうまくまとめながら進めることは大変でしたが、無事に当日を迎えることができてうれしい気持ちでいっぱいです。
■成人式実行委員に聞きました!はたちを迎えて夢・目標・抱負
▽川野愛海(あみ)さん(飯野地区)
えびの市で立派な看護師として働くことが目標です
▽貴島楓さん(飯野地区)
責任感のある小学校の先生になることが目標です
▽井手平翔汰さん(上江地区)
子どもに夢を持たせる大人になります
▽中鶴拓郎さん(上江地区)
いろいろな場面で活躍できる大人になっていきたいです
▽益山綾(りょう)さん(加久藤地区)
素早い判断・決断のできる看護師になりたいです
▽下野健斗さん(真幸地区)
仕事を精いっぱい頑張ります
▽竹中竣哉さん(真幸地区)
気を遣えてカッコいい男になりたいです♥
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