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これからの農業はスマートに(2)

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宮崎県

■スマート農業に実際に取り組んでいる方々を訪ねて、スマート農業の魅力などについてお聞きしました。
税田 勇さん (株)ジェイエイフーズみやざき 代表取締役専務

◎スマート農業を導入したきっかけは何ですか?
弊社は、ほうれん草を皮切りに、大規模な露地園芸の機械化や分業体制づくりを実践しています。
きっかけの一つ目は、契約している農家さんの負担軽減です。ほうれん草栽培は、種をまく時期によっては、栽培が難しい期間:があります。この期間:の栽培を弊社で行い、農家のリスク負担を軽減することにあわせて、最新技術の導入による生産性向上を図りたいと考えたからです。
二つ目は、農家に対し、ICTやAI活用によって弊社が得た栽培技術情報の提供や、農作業の分業を通じて、最新農機の利用による生産性向上に役立てたいと考えたからです。

◎スマート農業のメリットや魅力は何ですか?
まずは、無人化や省力化により生産性が向上することです。
また、今まで頼りとしていた長年の経験や勘など数値化できなかったものが、ICTやAIの活用により「見える化」を図ることができるようになりました。
さらに、一般農家が取得せずともスマート農業機器を用いた受託事業の構築により、地域農業基盤を維持し続けることもメリットです。
スマート農業を導入することで、誰でも取り組める農業環境を作ることができ、作業熟練者の新たな活躍の場をつくることができます。
それによって、これまでの農業よりも、作業に費やす時間が減り、仕事の幅が広がるようになります。

◎ドローンなどの機械の操作はとても難しそうに見えますが?
操縦前の講習などで理解すれば、すぐに慣れます。
特別な技術は必要ないので、一般の農業機械の感覚と思ってください。

◎これからスマート農業を導入しようと考えている農家や、未来を担う若者へ一言お願いします。
まずは、気軽に現場を見に来ていただきたいです。
導入を考えている農家にとっては、スマート農業機器は高額投資となるので、我々の経験や課題を共有することで、導入時のリスク軽減に役立ててほしいと思います。
未来を担う皆さんは、次世代農業の取り組みや魅力を肌で感じていただき、農業へ興味をもってもらえるとうれしいです。

本部 博久さん 本部農場 社長

◎スマート農業を導入したきっかけは何ですか?
夏場の暑さは、牛の乳量などに影響するので、対策をする必要がありました。
そこで、牛舎内の温度・湿度などの環境を、センサーとファンで自動制御できる次世代閉鎖型牛舎(※)の導入を検討しました。
次世代閉鎖型牛舎を導入するには、規模を拡大する必要があり、そのための労働力も必要になってきます。
その労働力を補うために、搾乳ロボットおよび牛の発情や一頭ごとの乳量などをパソコンで管理する個体管理システムを導入しました。

◎スマート農業のメリットや魅力は何ですか?
次世代閉鎖型牛舎の導入により、牛舎内の環境が一定に保たれるので、夏場の乳量確保や繁殖性が向上しました。
また、搾乳ロボットを導入したことで、毎日欠かすことのできない搾乳に人手がいらなくなったことに加えて、乳量などのデータも自動でパソコンに取り込まれるので、牛の個体管理も容易になりました。
スマート農業に取り組むことで、さらなる規模拡大への夢にも一歩近づきました。

◎牛たちのストレスケアのために心がけていることは?
今回導入した牛舎や搾乳ロボットにより、快適な環境で、いつでも搾乳できることが、ストレスケアにつながっていると思います。

◎これからスマート農業を導入しようと考えている農家や、未来を担う若者へ一言お願いします。
スマート農業は、日本の農業を守るために、避けては通れない技術です。
生産性や収益性が向上することに加え、家族と一緒に過ごす時間が増えることが最大の魅力だと思います。

お問い合わせ:農政企画課 0985-26-7426

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