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町立金山診療所だより ほっとクリニックvol.143

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山形県金山町

■大腸がんについて

町立金山診療所
臨床検査技師 大森 喜江

近年、2人に1人はがんを患い、そして3人に1人はがんで亡くなっています。なかでも大腸がんは年々増えており、男性では3番目、女性では2番目に多いがんとなっています。
40歳以上になると大腸がんを発症するリスクが高くなります。そのために自覚症状の有無に関わらず、40歳以上で年に一度、便潜血検査を受けることが勧められています。特に50歳を超えると大腸がんに罹患する確率が高まり、健康診断や人間ドックをきっかけに初めて発見されるケースが少なくありません。早期発見すれば治療可能ながんなので、対象年齢の人は検査を受けましょう。
健康診断で行われる便潜血検査は「定性法」と呼ばれ、便に血液の混じりがないかを確認する簡易な検査法で、主に大腸以後の消化管で出血しているかをみます。採取した便に試薬を混ぜてその変化をみる方法が用いられ、これによって肉眼で確認できないような微量の血液成分を高い確率で検出することができます。また、継続的な出血を調べるために、異なる日に二回便を採取する方法が選択されています。
便潜血検査で陽性反応が出た人が全員、大腸がんというわけではなく、大腸ポリープや痔、炎症性腸疾患などでも同じように陽性になることもあります。大腸がんは早期発見と早期治療により、完治も期待できる病気である反面、進行すると生命を脅かす恐れがある病気でもあります。喫煙、飲酒、肉や脂肪分の多い食事、肥満は大腸がんになる可能性を高めます。

◆大腸がん予防のための5か条
(1)禁煙(受動喫煙にも注意)
(2)節酒
(3)野菜を取る(一日350g)
(4)適度な運動(継続が重要)
(5)適正な体重維持

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〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

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