ユーザー登録
文字サイズ
自治体の皆さまへ

みちしるべ 第150号(2)

13/54

島根県出雲市

■灘分地区
〔活動テーマ〕差別に気づき 人権を尊重する人づくり~灘分はひとつの家族~
灘分地区は、平成30年度・令和元年度の出雲市同和教育研究指定事業を受けるにあたり、時間をかけて取り組む必要があると考えました。そこで、平成26年度から各町内の中心的活動をいただいている町内会長(34名)を対象とした研修会を、市の啓発指導員を招き、年2回実施してきました。灘分小学校では、平成18年度より『地区の同和教育の発信の中心は小学校の役割が大きい』ということから、毎年12月に灘分地区同和教育推進協議会との共催で「人権・同和教育講演会」を実施してきました。親子共通の取組は、大きな成果があったと考えています。
また、指定年度に入る前に、早めに灘分の実態を把握する必要があるということで、平成28年2月に20歳以上の悉皆意識調査を実施しました。これは、アンケートの項目を通して、今、何が人権・同和問題の課題となっているかに気づいていただくために必要だと考えたからです。
この調査と出雲市の調査との比較から、「無回答」「わからない」といった答えが多く、まずは、人権・同和問題の解決には「気づき」が大切であると考えました。そこで、平成30年度から「差別に気づき、人権を尊重する人づくり」という活動テーマを掲げ、長年、灘分の地域テーマとしてきた「灘分はひとつの家族」をサブテーマとしました。
推進組織として、実行委員会を立ち上げ、「地域研修部」「調査研究部」「広報啓発部」「学校教育部」の4つの部門で取り組んできました。
また、令和元年7月には、第2回目の意識調査を実施しました。前回の灘分の調査との比較、出雲市との比較の両方を検討し、成果と今後の課題をある程度把握できたと思います。
私たちは、指定の2年間は地域をあげて取り組みましたが、この調査結果を生かし、地域にとってどのような方法が適しているか、今後も検討し実施する必要があると痛感しました。

◇2年間の取組に対する所感
灘分地区人権・同和教育推進協議会 会長 三成重雄
平成30年・令和元年と奇しくも年号を跨ぐこととなった2年間の研究指定事業を受け、灘分地区の皆さまのご理解とご協力により順調に取り組むことができました。特に、各種団体を中心に研修会を開催できたことは、灘分地域がまとまるのに有効でした。また、平成26年から早めに取り組んでできたことは、地域の皆さんの意識高揚につながりました。
平成28年と令和元年の2度の意識調査の結果から、灘分地区住民の人権問題に対する意識は前回の調査より高く、向上が見られたと思われます。一方で「結婚にかかわる差別意識」「身元調査」「同和問題を解決するための行動」については一部の意見として認識が浅く、今後の課題として地道な取組をしなければならないと感じました。
学校教育部門では、向陽中学校、灘分小学校、認定こども園光幼保園それぞれが積極的に取り組まれ、人権・同和教育に対する意識高揚に大きな成果をもたらしました。
今後も地域、学校関係ともつながりを一層深め、人権・同和問題解決のための活動を進めていきたいと思います。

■令和元年度・2年度の研究指定を受けている荘原地区及び久多美地区では、現在さまざまな取組が行われています。
指定2年目となる今年度、これらの取組の成果等について、発表会が下記のとおり予定されています。

◇荘原地区人権・同和教育推進協議会
日時:12月5日(土)
主会場:斐川文化会館

◇久多美地区人権・同和教育推進協議会
日時:11月28日(土)
主会場:さくら小学校

同和教育は、部落差別をはじめとするあらゆる差別をなくし、すべての人々の人権を尊重する取組です。今回紹介した研究指定を受けた地区だけでなく、研究指定を受けていない地区でも、さまざまな取組が行われています。皆さんも積極的にご参加ください。

人権・同和問題啓発広報
同和教育・啓発推進会議

問合せ:人権同和政策課
【電話】22-7506

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU