■面河渓DEコンサート!
7月24日に、面河渓がひととき、手塚治虫やジブリが描くような世界となった「面河渓DEコンサート」。愛媛県警察音楽隊のご協力の下、「面河渓を愛する会」が主催する森のコンサートが開催されました。今回のイベントは、面河渓を愛する会が、愛媛県警察音楽隊、町消防本部、自然体験教室の講師をしていただいた面河山岳博物館など有志の皆さまにお願いをし、快くボランティアで協力、参加していただき実現したものです。
樹齢100年を優に超える深い森の中で約300名が集ったコンサート。イベントを知らずに訪れた観光客の皆さんも、思わぬ歓迎に感激していました。曲は、「勇気100%」(忍たま乱太郎)に始まり、「鬼滅の刃」や「となりのトトロ」のテーマソングなどが続き、雄大な自然の中に素晴らしい演奏が響き渡りました。
そして森の住人たちとのコンサートは幕を閉じました。
■久万納涼まつり ~3年ぶりに太鼓の音が響く~
8月13日、久万納涼まつり実行委員会による、「第52回久万納涼まつり」が3年ぶりに開催され、住民や帰省者など多くの人々が、役場周辺で夏の夜を楽しみました。
今年は新型コロナ対策として、久万おどりや御用木の本命かき比べなど一部を中止し、1日に凝縮して行いました。
商店街と特設ステージでは子ども丸太、還暦御神木練り歩き、上浮穴高校吹奏楽部・久万山五神太鼓・和太鼓集団鼓太朗の演奏や、よさこい纏り衆縁陣の迫力ある演舞などが披露され、クライマックスは、久万小学校裏から打ち上がる約千発の花火で盛り上がりました。
■木育インストラクター養成講座を開催しました
町では、木が好きな人を育てる活動「木育(もくいく)」を推進しており、新生児に地元材で作られた木製玩具を贈る「ウッドスタート事業」を行っています。
さらに「木育」を広く推進するため、今年第50回目を迎える久万林業まつりにて、多くの木製玩具を取りそろえた「木育キャラバン」を初めて実施しますので、町内外から多くの子どもたちやそのご家族に楽しんでいただきたいと思います。
また、幼稚園教諭やこども園スタッフ、さらに上浮穴高校生らを受講生に迎え、木育インストラクターの養成講座を8月21日に開催し、新たに総勢36名の木育インストラクターが誕生しました。参加者からは、「木や森のことを知る良いきっかけになりました」「これから木材の見方が変わります」といった感想をいただきました。
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