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自治体の皆さまへ

今冬のインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行に備えて

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愛知県半田市

半田市立半田病院 院長 石田義博(いしだよしひろ)

■1.はじめに
9月16日に当院職員の新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の陽性が確認されました。その後、複数の患者さんと職員に感染が拡大し、診療制限に至ったことで、市民の皆様に大変なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。

■2.今冬の同時流行の危険性について
今冬には新型コロナの流行がインフルエンザの流行期と重なることにより、公衆衛生上の重大な危険性が指摘されています。
インフルエンザと新型コロナはともに「風邪症状」から始まり、症状からは見分けがつきません。しかし、どちらも多くの患者さんは軽症で自然治癒します。毎年、インフルエンザ流行期には多くの発熱者が医療機関を受診しますが、今年はこの中に新型コロナの患者さんがいるかも知れません。従って、医療機関では発熱者への感染対策に膨大な労力が必要となります。そのため、多数の発熱者が救急外来を受診されると、救急救命センターの機能が麻痺し、重症者への対応ができなくなる危険性があるのです。

■3.命を守る活動を維持するために
救命救急センターは、心筋梗塞や脳卒中、あるいは緊急手術や処置が必要な疾患など急性発症の重症患者さんの命を守る役割を担っています。この冬の医療崩壊を防ぎ、重症患者さんへの医療提供を維持するために、地域の医療機関と当院の救命救急センターの役割分担をご理解いただき、風邪症状などでの救急外来受診を極力控えていただくことを切にお願いいたします。

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