内臓脂肪は生活習慣病の入り口!?
◆「内臓脂肪」とは、胃や腸といった内臓の周りに蓄積した脂肪のことです。
脂肪細胞には本来、中性脂肪をため、エネルギーを貯蔵する役割があり、通常、動脈硬化の予防やインスリンの効きをよくするホルモンを分泌しています。ところが、不健康な生活習慣で腸の周りに内臓脂肪がたまると、良い働きができず、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などを招く悪い働きをするホルモンが活発になることが分かっています。
◆内臓脂肪がたまっているか予測してみよう
・BMIを計算…BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※男性、女性ともに25以上が肥満の目安です
・腹囲を計測…男性85cm以上、女性90cm以上
※内臓脂肪がたまっていると判断される基準(100平方センチメートル以上)に相当します
◆内臓脂肪はたまりやすい反面、減らしやすい!
内臓脂肪は皮下脂肪と比べると増えやすい半面、脂肪をエネルギーとして燃やす働きが活発なため「減らしやすい」という特徴があります。
内臓脂肪を減らす最も簡単な方法は減量です。ためないように生活習慣を見直すことも大切です。無理なく減らす方法について知りたい人は、区で実施している「健康相談会(予約制)」を利用してください。
問合せ:健康福祉課
【電話】372-6385
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