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〔特集〕障害等の有無に関わらず、平等に働く。ーソーシャルグッドロースターズ千代田ー(2)

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東京都千代田区 ホームページ利用規約等

■施設の皆さんに、お話を聞きました。
◇何名のスタッフが働いていますか。
小田:8名ほどのトレーナーがいて、スタッフは28名が登録し、今は新型コロナウイルスの影響もあり、トレーナーとスタッフの計15名ほどで作業しています。仕事は珈琲豆の選別作業を中心に、焙煎や豆の袋詰め、珈琲カップにスタンプを押す作業なども行っています。開設当初は少ない人数で作業をしていましたが、今は人数もできる仕事も増え、風景が明らかに変わりました。

◇焙煎などは難しい作業ではないのですか。
小田:難易度が高いので、最初は焙煎はスタッフの担当業務ではなかったんです。ただ、福祉施設としてさまざまな作業に関わってほしい、皆の手が加わってできたものが素晴らしいという思いから焙煎も担当してもらうことにしました。通常、豆の選別を一つひとつ手作業で行うことはありません。時間がかかりますから。しかし、福祉作業所だからこそ、一つの仕事に丁寧に取り組むというトレーニングの第一歩として行っています。何より、私たちは皆、美味しい珈琲を提供したいと思っているんです。

◇スタッフの働く姿はどうですか。
城下:話せる話せないに関わらず、すごく人に好かれる方もいます。それは、本当にその人の宝でありスキルだと思います。また、自分の得意分野と集中できる時間が合わさってスイッチが入ったときの作業のスピードは、私たちでも追いつけないくらい速いんです。それも、その人だからこそ活かすことができるスキルだと思います。

◇コロナ禍ではどう対策をしていますか。
城下:コロナ禍の今、クラスターが起きないよう作業する席を減らしたり、仕切りを作ったり、話し合ってさまざまな対策をしています。
小田:リモートでできるようにワークシートを作って珈琲をいれる練習や、欠点のある豆が入ったソーティングセットを渡して仕分ける作業を繰り返し行ってもらうなど、働きたいというスタッフの思いを大切にしています。

◇読者にメッセージをお願いします。
小田:ここに珈琲を飲むために来た方が、ここで働いているスタッフの姿を見て、「私も頑張って働こうという気持ちになった」とおっしゃったんですよ。障害が有ろうが無かろうが、お互いが共感や応援をし合いながら同じ社会を生きているんだと実感しました。障害者というとすごく遠くに感じてしまいますが、実は身近なことなんです。
だから、当施設に興味をもたれた方は、気軽にご連絡ください。

・施設長の小田さんとチーフトレーナーの城下さん

■〔もっと知りませんか。来ればきっと分かることがあるはず。〕「障害者週間」記念理解促進事業
~障害のあるなしに関わらず、互いを尊重し、支え合う共生社会の実現に向けて~

12月3日~9日は障害者週間です。区は、障害者週間に合わせ、障害や障害者への理解を深めるためのイベントを開催します。
期間:12月3日(木)~5日(土)、8日(火)~10日(木)9時~17時
※3日は12時から「ヘルマンハープミニライブ演奏」もあり
会場:区民ホール(区役所1階)

「みんなで築こう人権の世紀(人権週間)の催し」「明るい選挙推進ポスター展示会」もあわせて、区民ホールで開催します。
人権週間の催しなどは、本紙8面をご覧ください。

「来場者には両手の障害のため口や足で絵を描く画家たちの作品を載せた2021年卓上カレンダーとヘルプカードをデザインしたウェットティッシュを配布します。
アンケートに回答すると、抗菌マスクケースももらえますよ。」

◇障害者施設、団体等の紹介・作品展示など
区内の障害者施設や団体などの活動をパネル展示で紹介するとともに、障害のある方が製作した作品などを展示します。

◇パラリンピック競技種目の紹介
来年に迫る東京2020パラリンピックの開催に向け、パラリンピック競技や障害者アスリートを写真パネルで紹介します。競技用車椅子も展示します。

◇デフリンピック競技種目の紹介
「デフリンピック2025東京招致を目指して」
協力:(一財)全日本ろうあ連盟、(公社)東京聴覚障害者総合支援機構、(公社)東京都聴覚障害者連盟

◇デフリンピックをご存じですか?
パラリンピックには競技種目がないため、聴覚障害者は出場ができません。デフリンピックは、IOC(国際オリンピック委員会)の承認を得た、耳の聞こえない(Deaf)選手のための国際的なスポーツ大会です。第1回夏季大会は1924年にフランスで開かれました。以来、夏季・冬季大会合わせて40回開催されています。競技ルールはオリンピックと同じルールですが、聞こえない選手のために、フラッシュランプや旗などで競技上に必要な音声や審判の合図を知らせるなど、視覚的に情報が保障された競技環境が必要になります。
現在、日本ではデフリンピック2025東京招致に向けて、当事者団体を中心に取り組みが進められており、会場ではその競技種目やアスリートを写真パネルで紹介します。

◇見えない壁だって、越えられる。
パラクライミング世界選手権4連覇中で、視覚障害者クライミングの第一人者である講師と、障害の有無に関わらない関係性や距離感の築き方、多様性を認め合う社会の実現についてワークショップを交えながら考えます。

日時:12月11日(金)18時30分~20時
※「Zoom(ズーム)」を使用したライブ配信(インターネットに接続できるパソコン、スマートフォンが必要)
講師:小林幸一郎氏(NPO法人モンキーマジック代表理事)
申込方法:12月4日(金)までに電話、ファクス、Eメール(「その他のお知らせ」申込みの記入例参照)または直接問合せ先へ

問合せ:かがやきプラザ研修センター
【電話】6265-6560【FAX】3265-1162【メール】jinzai@chiyoda-cosw.jp

▽知ってください。ヘルプカード
ヘルプカードは、障害のある方が必要な支援内容や緊急連絡先などを記載し、普段から身につけておくことで、緊急時や災害時など困ったときに周囲に自分の障害への配慮やサポートを求めるために使用するカードです。ヘルプカードを提示されたら記載された内容に沿ったサポートをお願いします。

問合せ:
〔当施設について〕(一社)ビーンズ【電話】6383-3101
〔その他障害等がある方への支援について〕障害者福祉課障害者福祉係【電話】5211-4214

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